ベレンティ私設保護区 Reserve Privee de Berenty は、約250ヘクタールの保護区で、1936年にフランス人のサイザル麻の農園主が設立したもの。現在でも、ヨーロッパの機関や京都大学などの研究チームが長期逗留してキツネザルなどの研究を行っている所で、一般の観光客に公開されたのは1980年代になってから。

ウオーキングナイトサファリを。棘の森と言われる所へ、懐中電灯片手にレンジャーさんの後を付いていく。

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凄いとしか言いようがないが、真っ暗な中から遠くの樹の上の光る眼を頼りに発見!








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シロアシイタチキツネザル White-footed Sportive Lemur
Lepilemur leucopus
体重400グラム強。
あの棘だらけのアルオウディア・プロケラ
(イーティーラーシー)の葉を食べる。


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この子は、片方の目が病気になっていた。
トウダイグサと言う植物の汁で目の病気になったもので、
その植物では人間も同様になるのだそう。




イメージ 4ハイイロネズミキツネザル Gray Mouse Lemur
Microcebus murinus
世界で最少。体重はわずか40グラム。
雑食。フクロウなどに狙われる。

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マダガスカルコノハズク
Madagascar Scops Owl
Otus rutilus

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スパイニーカメレオン
Spiny Chameleon
Furcifer verrucosus






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1時間ほど夜の森を散策してから、夕食を。


やはり何処でも定番。




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野菜のスープ



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白身魚のカピタンのトマトソース。
川魚だが、泥臭さなど全くなく、
白鮭っぽいお味。







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バナナケーキ

ラム各種あったので、最初宿六がライチラムを依頼しようとしたところ、愛想のとても良いお姉さんに大笑いされた。
ライチラムは女性が飲むもので、男性はジンジャーラムを飲むものよ!と教えてもらったので、教えの通りに。


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レストラン前では焚火










初めて、南十字星 (サザンクロス) を見た。

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画像にはうまく撮れなかったのだが、大マゼラン雲や小マゼラン雲も見ることが出来た。

この日教えてもらったことの備忘録

ゼブ牛一頭 80万アリアリ(約4万円)
銃は警察や軍以外は基本的に持っていないが、牛泥棒から牛を守る人だけは銃の携帯を許可されている。

2010年からチタンの鉱山が採掘されている。

内陸のアンタヌシ族と、棘の森のアンタンジュイ族などがここに居るが、かつては争っていた。

結納にはゼブ牛2頭が必要。

ライチは11~12月になる。南アと同じ!