キリンディー Kirindy から車で約7時間かけ、2度も川をフェリーで渡って到着したベクパカ Bekopaka 。ベクパカのホテルから更に悪路を17キロ、車で1時間ほど行く。そしてようやく目的地である大ツィンギーの入口に到着した。ユネスコの世界遺産にも登録されているツィンギーは、ベマラハ国立公園の中にある。

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生まれて初めての経験だが、まずこのザイルを装着。
ちょっとドキドキ感満載・・・



鳥達がお見送りをしてくれた。

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マダガスカルチュウヒダカ
Madagascar Harrier Hawk 
Polyboroides radiatus

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クロヒヨドリ
Madagascar Bulbul
Hypsipetes madagascariensis








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まず平坦な所を歩くのだが、その周りの石灰岩にもサンゴなどの跡がたくさん見られ、かつては海の底だったことがわかる。約2億年前のものとのこと。因みに、この辺りは海抜200メートル。

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いよいよ、ザイルを使って降りて行く。
現地ガイドさんが先陣を切って。


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狭い岩壁の間を通るが、頭上には岩壁の通路幅よりも
大きな岩が転がって乗っかっていたりもする。



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徐々に横の壁もひだひだした模様が見られるように。


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細く茶色い木が太い幹に 
グルグルからまりついている。



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まるで刃物で真横にスパッと切ったような岩が屋根を作っていたり。







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前には現地ガイドさん、そして後ろにはモロンダヴァからずっと一緒のガイドさんが付いてくれた。


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鍾乳洞もあり、真っ暗なので、皆で懐中電灯で
照らしながら進んで行く。




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かがまないと進めない所も。








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ようやく視界が開けた! 大ツィンギー!!

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石灰岩が何万年にも渡って風雨や熱によって浸食され、鋭く削られたもので、30~50メートル浸食が進んだカルスト台地となっている。

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そしてまたこの尖塔の間を降りて行く。

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岩と岩との細い隙間から生えたサボテンは、可愛い花を咲かせていた。


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我々はふうふう言いながら登ったり降りたりしていたが、
上空からは悠々と・・・

クロインコ
Greater Vasa Parrot 
Coracopsis vasa





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浸食の具合で、こんな面白い岩山も。


吊り橋が一カ所あるのだが、その様子などは<19>で。