この日の海には、サメ避けのネットよりもずっと沖合に、見慣れない赤いブイが浮いていた。何だろうと思っていたところ、次々とヨットがやって来た。

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調べてみたところ、2015 TNPA(TRANSNET National Port Authority) の Transnet Port of Richards Bay Race が開催されているもよう。9月24日朝10時~22時までの間にダーバン港を出港し、25日の14時までにゴールし、それぞれの所要タイムによって順位等が確定する。

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最初、3艇のヨットが南から北へと (右から左へと) 進んでいるところを、黄色いボートが凄い勢いで抜いて行った。黄色いボートはサポートのオフィシャルボートだった。

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我が家から見る角度では、上の3番目のヨットが2番目に順位をあげた所、1番目のヨットが右へ大きく傾く。






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どうやら潮や風の具合で流されたようで、右に進路を変更している間に、3番目から2番目になったヨットに肉薄し・・・

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3番目が1番目をとうとう抜いた。




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そして左にあるブイめがけて一目散。

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見事に先にブイを回り込んでUターン。


イメージ 9続いて、進路変更でもたついていたヨットもUターン。

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しかし、あれれ? 一番沖を航行していたヨットはブイを周らず直進。

画像右が南でダーバン港、左がリチャーズベイのある北に当たり、数艇はそのまま素通りしたものの、そのほとんどのヨットが、我が家の目の前の赤いブイでUターンして行った。
ヨットのことはもとより、大会のルールなど全く良くわからないのだが、ハンディキャップシステムもあるようだが、ペナルティシステムとして1回ターンとあったので、我が家の前のブイがそのターンポイントだったのかも?

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やはり、潮や風の影響なのか、このヨットもぐっと岸側を航行していて、ぎゅーっと傾きながら右に曲がって、

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そして今度は左に曲がるようSの字を書くようにブイをクリアして行った。


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船体をぐっと傾けて、乗っている人がほぼヘリに立っているような状態で回るヨットも。

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サポートのボートが皆がちゃんとブイを 
周っているかチェックしている模様。



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カヤックの人も悠々と見て行く。









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目の前を何艇ものヨットが行き来するさまは、普段にはない、なかなか面白い景色だった。

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ふと気づくと、どうやらUターンするヨットは終了したようで、サポートのボートがブイを撤収して行った。







その後は、しばらくして、沖を何艇ものヨットが北のゴールを目指して航行して行った。ここのところ、お天気が芳しくなかったが、今日はほどほど風もあり、ヨット日和だったのかも知れない。