南アに来て一番驚いたことは、高速道路を徒歩で横切る人達の居ること。(その様子は こちら)
そう言う無謀なことをするのは、高速道路際に家がある、車なども勿論持たない、だいたいが貧しい人達のエリアでのこと。
そして、もうひとつ驚いたのは、当たり前のように、高速道路を自転車で走っているサイクリスト達。
メッセンジャーボーイ等ではなく、自転車のスポーツを楽しむ人達で、インド系や黒人の人も居るが、圧倒的に白人が多い。
制限速度が100キロのM4なる高速道路では、ウイークデーの早朝や、週末の朝に多く見かける。

しかしそのM4には、途中で2車線のロータリーがあってみたりもする。

海岸沿いのエリアによっては、片側が2車線、もう片側が1車線だけと言うこともあり、1車線側からは追い越しをして良いと言うしくみで、路肩もない場所も。
勿論、各高速道路の入り口からは車がスピードをあげて入って来る。このグループは先頭が左手を揚げ、最後尾の人が後ろからやって来る車に合図を送っていたが。

サポートカーが付いていることもたまにはあるが、まれ。
そんな中、この日曜の早朝5時、M4の私も良く走るエリアで、30~40人のサイクリストの最後尾に、酔っ払い運転の車が突っ込んで2人が亡くなった。

2月8日(月)付 THE MERCURY 誌

2月8日(月)付 Daily News 誌
写真の男性2人が亡くなったのだが、一緒に写っている奥さんもこのサイクリストチームで前方を走っていた。それにしても、、、南アの新聞や報道は、遺体にかぶせられた銀色のシートから脚がはみ出ていてもそのまま載せる。。。

2月8日(月)付 Northglen News ネット版

2月9日(火)付 The Mercury 誌
飲酒運転と致死罪で捕まったインド系ドライバーは1万ランド(約75000円)の保釈金で保釈。
そもそも、高速道路を自転車が通行してはならないと言う法律が、南アにあったとは!!
高速道路規定 323条
1項 高速道路への人の立ち入り禁止
(a) 動物が牽引する車両の立ち入り禁止
(b) 自転車(ペダルサイクル)の立ち入り禁止
高速道路を平気で渡る人達があまりに多い場所では、歩行者注意の看板まで掲げてあるぐらいなので、サイクリスト側の言い分として、禁止なのだったら、そのように看板なりの表記を掲げるべきと言う人まで出て来た。
南ア在住のイギリス人とこの問題について話していて、イギリスでは何かが起こってからでは管轄の役所などが訴えられてしまうので、○○禁止、○○禁止、とやたらめったら法律で厳しく規制しているので鬱陶しい、一方、南アでは、法律があろうがその存在さえ知らない、注意を払わない人が多過ぎる、との弁。
また別の、南ア在住の外国人に聞くと、サイクリストは禁止されていることを知っているにもかかわらず、高速道路を走行していると。そうなると、自己責任問題にもなり・・・

2月10日(水) THE MERCURY 誌
ダーバンで人気のラジオ局 East Coast Radio のDJを長年務め、ラジオとテレビでシニアプロデューサーの肩書も持つ Kevin Minter-Brown 氏が、自身のフェイスブックに、「N3 (より大きな高速道路)で、ランニングクラブでも始める?」 とジョークのつもりでアップしてしまい、直ちに炎上。投稿は消されたが、結局彼は解雇された。

因みに、この画像は、その事故が起こった同じ日の数時間後に、そのM4よりも規模の大きな、DJ氏のジョークにも挙がったN3の高速道路での光景。
上りが始まる坂道で、一番右の追い越し車線を走っていた前方の車がハザードランプを付けて減速したので、事故?と慌てて左隣の車線に避けたのだが、見ると、警察がハザードを付けて自転車のおじさんの伴走をしており、上りなのでノロノロになって、後方には渋滞が・・・
警察に届けて認可を受けていれば合法で安全なサイクリングの最中なのか? それとも、警察官にある程度のお金を握らせてのサイクリングの最中なのか?
そう言う無謀なことをするのは、高速道路際に家がある、車なども勿論持たない、だいたいが貧しい人達のエリアでのこと。
そして、もうひとつ驚いたのは、当たり前のように、高速道路を自転車で走っているサイクリスト達。
メッセンジャーボーイ等ではなく、自転車のスポーツを楽しむ人達で、インド系や黒人の人も居るが、圧倒的に白人が多い。


しかしそのM4には、途中で2車線のロータリーがあってみたりもする。

海岸沿いのエリアによっては、片側が2車線、もう片側が1車線だけと言うこともあり、1車線側からは追い越しをして良いと言うしくみで、路肩もない場所も。


ダーバン市内に入る手前のアムゲニ川を渡る橋では、自転車がゾロゾロ行き交うことも。

サポートカーが付いていることもたまにはあるが、まれ。
そんな中、この日曜の早朝5時、M4の私も良く走るエリアで、30~40人のサイクリストの最後尾に、酔っ払い運転の車が突っ込んで2人が亡くなった。

2月8日(月)付 THE MERCURY 誌

2月8日(月)付 Daily News 誌
写真の男性2人が亡くなったのだが、一緒に写っている奥さんもこのサイクリストチームで前方を走っていた。それにしても、、、南アの新聞や報道は、遺体にかぶせられた銀色のシートから脚がはみ出ていてもそのまま載せる。。。

2月8日(月)付 Northglen News ネット版
しかし、RTI (Road Traffic Inspectorate) は、M4は自転車の走行が禁止されていると声明を発表。

2月9日(火)付 The Mercury 誌
飲酒運転と致死罪で捕まったインド系ドライバーは1万ランド(約75000円)の保釈金で保釈。
そもそも、高速道路を自転車が通行してはならないと言う法律が、南アにあったとは!!
高速道路規定 323条
1項 高速道路への人の立ち入り禁止
(a) 動物が牽引する車両の立ち入り禁止
(b) 自転車(ペダルサイクル)の立ち入り禁止
高速道路を平気で渡る人達があまりに多い場所では、歩行者注意の看板まで掲げてあるぐらいなので、サイクリスト側の言い分として、禁止なのだったら、そのように看板なりの表記を掲げるべきと言う人まで出て来た。
南ア在住のイギリス人とこの問題について話していて、イギリスでは何かが起こってからでは管轄の役所などが訴えられてしまうので、○○禁止、○○禁止、とやたらめったら法律で厳しく規制しているので鬱陶しい、一方、南アでは、法律があろうがその存在さえ知らない、注意を払わない人が多過ぎる、との弁。
また別の、南ア在住の外国人に聞くと、サイクリストは禁止されていることを知っているにもかかわらず、高速道路を走行していると。そうなると、自己責任問題にもなり・・・

2月10日(水) THE MERCURY 誌
ダーバンで人気のラジオ局 East Coast Radio のDJを長年務め、ラジオとテレビでシニアプロデューサーの肩書も持つ Kevin Minter-Brown 氏が、自身のフェイスブックに、「N3 (より大きな高速道路)で、ランニングクラブでも始める?」 とジョークのつもりでアップしてしまい、直ちに炎上。投稿は消されたが、結局彼は解雇された。

因みに、この画像は、その事故が起こった同じ日の数時間後に、そのM4よりも規模の大きな、DJ氏のジョークにも挙がったN3の高速道路での光景。
上りが始まる坂道で、一番右の追い越し車線を走っていた前方の車がハザードランプを付けて減速したので、事故?と慌てて左隣の車線に避けたのだが、見ると、警察がハザードを付けて自転車のおじさんの伴走をしており、上りなのでノロノロになって、後方には渋滞が・・・
警察に届けて認可を受けていれば合法で安全なサイクリングの最中なのか? それとも、警察官にある程度のお金を握らせてのサイクリングの最中なのか?
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