南アの黒人で一番多いのがズールー族。そのズールー族が一番多く住んでいるクワズールナタール州に我々も住んでいるので、ズールー族のお料理を習ってみようと言うことになった。
友人宅のキッチンで、ズールー族の女性シェフ、Bho がデモンストレーションしてくれることになった。彼女はかつてイギリスで何年もシェフをしていた経験もあり、現在は彼女自身のお料理学校を経営し教えている。

集まったメンバーもさまざまで、イギリス人、ニュージーランド人、ポーランド人、南アのイギリス系白人、ロシア人、インド人、そして私。

ズールー族のアルコールのない食前のドリンクである Amahewu / Amageu
原料はトウモロコシの粉、水、塩、砂糖で、発酵飲料。パイナップルやバナナ風味がつけてある。少し酸味があって、ズールー族がヒエやトウモロコシから作る自家製ビールにほんのり似ていた。


ポテトパップ Potato Pap
ズールー族やアフリカ各地の黒人達の主食となるトウモロコシ粉から作る。今回はマッシュポテトとトウモロコシのパップとを併せた物なので、よりクリーミーで食べやすかった。

里芋? Amadumbe

ラム肉とバターナッツスクワッシュのシチュー
骨付ラム肉をしっかり茹でてタマネギ、ニンニク、ショウガ、トマト、ビリアニマサラ、ビーフストックのキューブなどを入れ、最後に煮えやすいバターナッツスクワッシュを。


今回は、インド人が居たので、ビーフストックは使わず、Aromat なるものをと。Aromat は、日本の味の素のようなものだよとシェフ。他の人達は???の表情だったが(笑)

サイドディッシュのチャカラカ Chakalaka
種を取らないままの青唐辛子、タマネギ、パプリカ各種、ビリアニマサラ、豆、ショウガ、ニンニク、アロマ Aromat。以前、南ア人達と釣りに行った時にチャカラカを作ってくれたが、私もビックリするぐらい辛かった。


今回は辛いのが全くダメなポーランド人などが居たので、極力辛さは抑えてもらうことに。このお料理は何処から来たのかで、ズールー人シェフ、南ア白人、インド人とでしばし論議。南アでは白人も食べるのだが、マサラ(ブレンドしたカレー粉)を使うことから、インドからの影響だろうと言うことで落ち着いた。

インブーヤ Imbuya
この野菜は我々が行くようなスーパーには売っておらず、ダーバンシティの地元の人が行くマーケットでしか売っていない。朝8時ぐらいには、へなっとしてしまうので、早朝に収穫せねばらなず、採れても少量なので、今回の為に、シェフは3週間前からマーケットの人にオーダーしておいたとのこと。
生で食べると後味が非常に苦い。


ヴェジタブルスパイスなるシーズニングスパイスを使って、タマネギなどと炒める。
結局、ポーランド人は辛さ控えめなチャカラカでも食べられず。インド人と私は辛さがもっとあって良かったよねェとコソコソ話していたのだが。
里芋は、塩も何もしていないので、ラムシチューと一緒に食べて私は問題なかったが、多くの人がこの里芋は得意じゃないと残していた。
調理の手順云々ではない部分でも面白い会話がなされた。
お肉以外の全ての野菜などの材料は予め洗って切るなど準備をしてくれていたのだが、ラム肉は冷蔵庫に入れていたパックを取り出して、パックを開けてそのままお肉はお鍋へ。
私は特に違和感もなかったのだが、ロシア人が洗わないの?と。他のメンバーもビックリ。
ロシア人が皆と言うことではなく彼女が潔癖症かなと想像するのだが、曰く、ミンチ肉以外は全て誰がどう触っているかわからないから洗うと。(思わず南ア白人と南アズールーシェフが、むっとしつつ聞いていた・・・)
すると、ニュージーランド人が、鶏肉はサルモネラ菌があるから洗うと流しの周りに余計に菌が飛ぶので良くないと。南ア白人もサルモネラ菌は加熱すれば死ぬから洗う必要はないと。
そこで、ズールーシェフの Bho が、キノコはどうする?と出題。
私の場合は、キノコの傘の裏部分に旨みがあるので、通常は傘の上は洗うが、裏側はゴミなどが付いていない限りは洗わずにおく。
しかし、参加者のほとんどが、土が付いているから洗うと。
インド人が、インドではとにかく全部洗うとのこと。インドはとにかく人口も多く、生産者も非常に多いので競争がある為、少しでも見栄えを良くして売れるようにと野菜の生産者は綺麗な色付けをしているので、野菜を洗うと緑色などそれぞれの色が出るのだそう!
ホテルで、観光客用にあえてズールー料理を出すぐらいか、イナンダの Sbu's Lounge か、ファストフードの Spykos ChisaNyama でズールー族の伝統料理を食べたぐらいだったので、説明を受けつつデモンストレーションしてもらい、なかなか面白かった。
友人宅のキッチンで、ズールー族の女性シェフ、Bho がデモンストレーションしてくれることになった。彼女はかつてイギリスで何年もシェフをしていた経験もあり、現在は彼女自身のお料理学校を経営し教えている。

集まったメンバーもさまざまで、イギリス人、ニュージーランド人、ポーランド人、南アのイギリス系白人、ロシア人、インド人、そして私。

ズールー族のアルコールのない食前のドリンクである Amahewu / Amageu
原料はトウモロコシの粉、水、塩、砂糖で、発酵飲料。パイナップルやバナナ風味がつけてある。少し酸味があって、ズールー族がヒエやトウモロコシから作る自家製ビールにほんのり似ていた。


ポテトパップ Potato Pap
ズールー族やアフリカ各地の黒人達の主食となるトウモロコシ粉から作る。今回はマッシュポテトとトウモロコシのパップとを併せた物なので、よりクリーミーで食べやすかった。

里芋? Amadumbe
これも湯がいて主食代わりになる。大きな物が売っているが小さなサイズを選ぶようにとのこと。皮ごと茹でて、後で剥く。インドでも同様の物が売っているそうで、食べると、まるで里芋だった。

ラム肉とバターナッツスクワッシュのシチュー
骨付ラム肉をしっかり茹でてタマネギ、ニンニク、ショウガ、トマト、ビリアニマサラ、ビーフストックのキューブなどを入れ、最後に煮えやすいバターナッツスクワッシュを。


今回は、インド人が居たので、ビーフストックは使わず、Aromat なるものをと。Aromat は、日本の味の素のようなものだよとシェフ。他の人達は???の表情だったが(笑)

サイドディッシュのチャカラカ Chakalaka
種を取らないままの青唐辛子、タマネギ、パプリカ各種、ビリアニマサラ、豆、ショウガ、ニンニク、アロマ Aromat。以前、南ア人達と釣りに行った時にチャカラカを作ってくれたが、私もビックリするぐらい辛かった。


今回は辛いのが全くダメなポーランド人などが居たので、極力辛さは抑えてもらうことに。このお料理は何処から来たのかで、ズールー人シェフ、南ア白人、インド人とでしばし論議。南アでは白人も食べるのだが、マサラ(ブレンドしたカレー粉)を使うことから、インドからの影響だろうと言うことで落ち着いた。

インブーヤ Imbuya
この野菜は我々が行くようなスーパーには売っておらず、ダーバンシティの地元の人が行くマーケットでしか売っていない。朝8時ぐらいには、へなっとしてしまうので、早朝に収穫せねばらなず、採れても少量なので、今回の為に、シェフは3週間前からマーケットの人にオーダーしておいたとのこと。
生で食べると後味が非常に苦い。


ヴェジタブルスパイスなるシーズニングスパイスを使って、タマネギなどと炒める。

出来上がり~
結局、ポーランド人は辛さ控えめなチャカラカでも食べられず。インド人と私は辛さがもっとあって良かったよねェとコソコソ話していたのだが。
里芋は、塩も何もしていないので、ラムシチューと一緒に食べて私は問題なかったが、多くの人がこの里芋は得意じゃないと残していた。
調理の手順云々ではない部分でも面白い会話がなされた。
お肉以外の全ての野菜などの材料は予め洗って切るなど準備をしてくれていたのだが、ラム肉は冷蔵庫に入れていたパックを取り出して、パックを開けてそのままお肉はお鍋へ。
私は特に違和感もなかったのだが、ロシア人が洗わないの?と。他のメンバーもビックリ。
ロシア人が皆と言うことではなく彼女が潔癖症かなと想像するのだが、曰く、ミンチ肉以外は全て誰がどう触っているかわからないから洗うと。(思わず南ア白人と南アズールーシェフが、むっとしつつ聞いていた・・・)
すると、ニュージーランド人が、鶏肉はサルモネラ菌があるから洗うと流しの周りに余計に菌が飛ぶので良くないと。南ア白人もサルモネラ菌は加熱すれば死ぬから洗う必要はないと。
そこで、ズールーシェフの Bho が、キノコはどうする?と出題。
私の場合は、キノコの傘の裏部分に旨みがあるので、通常は傘の上は洗うが、裏側はゴミなどが付いていない限りは洗わずにおく。
しかし、参加者のほとんどが、土が付いているから洗うと。
インド人が、インドではとにかく全部洗うとのこと。インドはとにかく人口も多く、生産者も非常に多いので競争がある為、少しでも見栄えを良くして売れるようにと野菜の生産者は綺麗な色付けをしているので、野菜を洗うと緑色などそれぞれの色が出るのだそう!
ホテルで、観光客用にあえてズールー料理を出すぐらいか、イナンダの Sbu's Lounge か、ファストフードの Spykos ChisaNyama でズールー族の伝統料理を食べたぐらいだったので、説明を受けつつデモンストレーションしてもらい、なかなか面白かった。
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