郊外を少しドライブしようかと言うことになった。

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我々の居るアムシュランガよりも少し北にあるトンガート Tongaat と言う所から、内陸へ。
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丸い建物にトンガリ屋根のズールー族の伝統的な家屋だけでなく、入口に車寄せまでついた家もあるなど、田舎とは言え、この辺りは割りと余裕のある人達の家々のもよう。
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縞のテントがあると言うことは、ここで結婚式かお葬式など、何かイベントが行われている様子。

ただし、黒人の人達は押しなべてとは言及できないが、アフリカで良く目にするのは、ゴミをそのまま家から下のスロープなど外にぽいぽい捨てること。それはマダガスカルでもエチオピアでもチュニジアでも、何処でも見る光景・・・

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タックショップと言われるコンテナなどを改造したお店。地元の人達の住宅街には必ずある、まるで彼らのコンビニ的存在。売り手が中に居て、鉄格子があり、買い手は手を伸ばして商品などを手に取ることは出来ないしくみ。

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給水車待ちの車が居た。やはりこのエリアも電気は来ていても、水道までは完備されていない。

女の人達はとても良く働く。
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彼女は子供とこれから洗濯物を洗いに、川までの道を行くところかな。

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子供達も貴重な働き手に変わりはない。都会の子供ではないので、お金をくれとせがむのではなく、手をふってくれた。

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男の人達はゆっくり団欒中?

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徐々に家の造りが変わって来た。三匹の子豚ではないが、ここは土壁の家。
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牛さんや山羊さんが横切るのは当たり前。

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この家々は、三匹の子豚で言えば、藁の家かな。トタンなどを使った家など、生活はなかなか大変そう。
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水道管が置かれていたので水道が引かれるべく、工事が始まるもよう。

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ここの家には丸い建物と四角い住居の建物とがあり、車もあるので、お金持ちな人かなと。

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ピーターマリッツバーグ Pietermaritzburg の近くまで来ると、2階建てで車寄せまでついた主屋と、丸い建物など大きな家が増えて来た。因みに、手前の細長い直方体の建物はお手洗い。電気が来て、豪華な家だが、やはりボットン系と言うこと。

アパルトヘイト時代、都市に住む白人は、働き手の黒人は必要だが、黒人を隣人としては受け入れたくない。そこで、働き手の黒人を都市には住まわせず、都市の周囲に 「タウンシップ」 と称する黒人居住区を造って黒人を半ば隔離のようにして強制的に住まわせて都市に通勤させていた。アパルトヘイト撤廃後も、強制ではないが、ほぼそのままそこに住んでいるのが現状。郊外ともなると、そのようなタウンシップはなく、のんびりした印象を受けた。
タウンシップについては、以前に書いたので、そちらをご参照ください。こちらこちら