原産は南米だが、すっかり南アでも有名になったジャカランダの樹。
特に南アではプレトリアと言う街 (3つある首都のうちのひとつ) のジャカランダ並木が有名なので、今年こそは是非観に行きたいと思っていた。
日本の桜ほどジャカランダの花期は短くはないものの、やはりわざわざ飛行機に乗ってヨハネスブルグまで行き、そこから車でプレトリアまで行くのなら、満開が観たい。10月のこの週末に行くべきか翌週末に行くべきか、と迷っていたのだが、日本のように天気予報でジャカランダ前線をするわけでもなく、ネットで開花状況を調べようにもわからない。宿六の同僚にプレトリア在住の人がいるので、有名な通りなどの開花状況を下見に行ってもらい、この週末に行くべきとアドバイスをもらったので、急遽行くことにした。

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まずはヨハネスブルグ郊外のサントン Sandton の街の様子。







ミケランジェロタワーの周りもジャカランダが満開。












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見下ろしてみても綺麗なジャカランダ。










サントンの街でも、丁度見頃と言ったところ。
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ドライブしていたら、偶然にも一本だけ白いジャカランダが生えている所があった。

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最初は半信半疑で見ていたのだが、花を見ると間違いなく桐のようなジャカランダの花の白いバージョン。
白いジャカランダはとても珍しく、プレトリアで見られるとは聞いていたのだが、まさかサントンにもあるとは! 
偶然とは言え、見つけられてラッキーだった。


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ブーゲンビリアとツツジのコラボなど、なかなか綺麗だった。

















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サントンのジャカランダも十分綺麗だとこの時点では思っていたのだが、翌日プレトリアのジャカランダを見て、なるほどプレトリアは凄いと実感。その様子は追って。








この日は午後からヨハネスブルグ郊外にある南アで最大のタウンシップであるソウェトに観光に行く予定をしていたので、お昼を食べにチャイナタウンに行くことに。

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昨年の3月に行って以来となるチャイナタウン。以前はその両側に門があったが、今回行くと、片方は壊れたのか立て直すのか、撤去されていた。








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昔は、ヨハネスブルグの中心にあったチャイナタウンだが、治安の悪さから現在の場所に移動しているとのこと。
それでも、現在の場所もあまり治安が宜しいとは言えないのだそうだが。




日本の横浜・神戸・長崎にあるのは、中華系の人達以外が遊びに行く 「中華街」 であり、日本の中華街以外の世界各国にある中華系の人達の街は観光目的ではない彼らが集まっている場所としての 「チャイナタウン」 だと書かれた記事を読んだところだが、なるほど納得。
白人の人達を数名見ただけで、店主はもとより買い物客ももっぱら中華系の人達ばかりで、黒人がそのお店などで雇用されている。

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ダーバンでは中華系ショップが3軒あるのみで、新鮮野菜も入る時とない時とさまざまで限られているのに対し、ここは八百屋さんやスーパーマーケットが何軒も建ち並び、とても新鮮そうなお野菜達がたくさん。


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路上売りをしている黒人達が持っていたのが、
綺麗な赤貝などなど!!

貝類がこのように並んでいる光景は羨ましい限り。
ヨハネスブルグの日本人の人達に、内陸のヨハネスブルグとは違い、海に面したダーバンは、魚介類がさぞや新鮮で豊富だろうと言われるのだが、残念ながらシーフードはあってもほとんどが冷凍。
海沿いに居ても、やはりお肉が主食のような白人のニーズには勝てず、新鮮な魚介類は全てよりさまざまな人達が住んでいるヨハネスブルグに行ってしまうとも聞いたことがある。 産地にはなく、良いものは全て築地に集まるみたいに???

ここで土鍋料理を食べた後、ソウェトに行くことに。食事やソウェトの様子は追って。