ジャカランダで有名なプレトリア、ユニオンビル界隈を見た後、街の中心部や白いジャカランダを観に行った。
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プレトリアの街中、ダウンタウンであっても、紫色の街路樹がずっと続いている。
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信号は青信号で車は直進して良いはずなのだが、、、車が来なければ自由に渡る人達の姿はやはりアフリカ。

街中は碁盤の目になっていて、その各通りにジャカランダが植わっているので、何処を曲がっても紫色。

ユニオンビルとは反対側の住宅街のあるエリアに、白いジャカランダが咲いている Herbert Baker Street がある。
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この辺りのジャカランダは、個人のお宅に植わっている白と紫のジャカランダを塀ごしに見ることになるので、番犬に吠えられつつ・・・ ダーバンには居ない ムジハイイロエボシドリも白いジャカランダを愛でていた(笑) ムジハイイロエボシドリ  Grey Go-away-bird, Corythaixoides concolor

街を俯瞰できる所へ。
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正面には、政府庁舎であり大統領官邸でもあるユニオンビルを見ながら。

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ジャカランダ三昧の素晴らしい景色を堪能することが出来た。ただし、南アでも治安が悪いプレトリア。街中のみならず、日本大使館のすぐ傍の丘ですら色々なことが起こるので注意しなければらなない。

今回のジャカランダお花見小旅行をするに当たり、驚いたことが2つ。

出かける日の午前に友人のお誕生日会があり、ジャカランダを観にプレトリアに行く為に飛行機に乗るので早めに失礼すると言ったところ、同席した南ア人、ポーランド人、インド人、イギリス人数名、カナダ人、ロシア人は皆一様に???と言う表情。ジャカランダは知っていても、それをわざわざ観に行く行為に理解不能と言った表情だった。。。
今回ジャカランダで有名なプレトリアの通りに行っても、わざわざ日本からやって来たツアーの観光バスや、中国人やタイ人?と思われるアジア人しか観に来ておらず、白人は白いジャカランダの通りでカメラマンとおぼしき白人男性たった1人を見かけたに過ぎない。
日本から贈られたワシントンのソメイヨシノの桜や、NYのボタニカルガーデンの八重桜をアメリカ人も楽しんでいたように思っていたので、私としては、今回の南ア人や他の外国人の反応に驚かされた。
日本にも住んだことがあり日本文化に理解のあるスコットランド人にその話をしたところ、日本で桜前線の動きをわざわざ天気予報でやることや、皆が桜・桜と騒ぐことに彼女は日本に居て驚いたし、桜のみならず何かのお花が見頃だからと日本人が観に行くことに驚いていたと。イギリスではガーデニングなどを始め、とても植物や花を好むが、特定の花や季節にわざわざ出向いて行くことまではしない。それは西洋人の文化に 「お花見」 がないからで、改めて気付かされたと彼女も言っていた。

そして地元のプレトリアの黒人達。
毎年この時期には満開のジャカランダを目にしているので、当たり前の見慣れた光景なのは想像できるが、このような綺麗な花が身近にあれば、少しは心に余裕が出来てほしいもの。しかし残念ながらそのようなことはなく、お花見に来た人達を狙った犯罪も起こる始末。

私としては、桜のもとブルーシートで宴会をするのは好きではないが、 「お花見」 文化の日本人に生まれて良かったなと思った次第。