
コートジボワールの首都はアビジャンかと思っていたのだが、アビジャンは経済的首都であり、行政の首都は初代大統領の生まれ故郷であるヤムセクロに置かれている。
この日はアビジャンを観光。

Cathedrale
St Paul
1984~1985年にわずか1年で造られた教会。
ヴァチカンのローマ法王が3度訪れている。


教会内部には7000人を収容できる。そうなるととても暑いので、足元からはエアコンによる冷たい空気が出るようになっている。

正面のステンドグラスには、13人の弟子達に、
十字架にかけられたイエスが力を与えている様子が描かれている。
十字架にかけられたイエスが力を与えている様子が描かれている。

ゾウさんなども描かれ、アフリカにキリスト教が伝来した時の様子を示している。


初代の司教などはこの教会内部に埋葬されていて、墓石があった。

教会の7本のワイヤーが設置されている高い部分からのアビジャンの眺めが良いとのことで、登らせてもらうことに。


本来はエレベーターが動いていたのだそうだが、
今はこんな状態なので階段で頑張って登った。
今はこんな状態なので階段で頑張って登った。
上に登ると、反対側は政府の建物がいくつもあるので、安全上撮影不可だったのだが、一応西アフリカのマンハッタン?と言われている高層ビルのあるエリアや運河などの方は撮って良いとのこと。新しいカメラを今回持って行ったので、ウキウキと撮ったのだが、、、撮ったつもりだったのだが、、、メモリがちゃんと装着されておらず・・・他のカメラも持っていたので、それで念の為撮っておくべきだった・・・

国立博物館
Musee Natioal
あいにく内部の展示品を修復中とのことで、建物外だけを見ることに。
レプリカではあるのだが、各部族のトーテムポールが柱として配されていた。文字のなかった頃、このトーテムポールで色々な教えが示されていた。

指しているのはホロホロチョウ。その上にヘビ。そして人間。
ヘビは毒があるなど危険だが、全て危険と決めつけるな、同様に人をジャッジするのではなく、自分自身をジャッジせよ、と。

ワニは人間を現している。

LOLOWLE族
カメレオンが皮膚の色を周囲に合せて変化させるように、
現実を受け入れなさい、と。
カメレオンが皮膚の色を周囲に合せて変化させるように、
現実を受け入れなさい、と。
コートジボワールには、全部で60もの民族がいる。BAULE族、AGNI族、EBRIE族、BETE族、ATIE族、AVIKAM族、DJULA族、TABUSI族、WOBE族、AOTILE族、DIDA族、COYAKA族、ODJINE族、MAUKA族などなど・・・
西アフリカのフランス語圏の国々では、セーファーフラン(CFAフラン)と言う通貨を使い、ユーロと連動している。


CFAフランは、旧フランス領西アフリカとフランス領赤道アフリカを中心とする国々で使われている共同通貨。西アフリカと中央アフリカと2種類あるが、西アフリカの場合、西アフリカ諸国中央銀行発行のもので、セネガル、ギニアビサウ、マリ、コートジボワール、トーゴ、ベナン、ブルキナファソ、ニジェールで使える。
1ユーロ=655.957CFAフランと固定レート。

ガソリンの値段は、1リットルで570セーファーフラン。
1円=5.43738セーファーフランなので、約105円となる。
1円=5.43738セーファーフランなので、約105円となる。
アダミー ADJAME 地区の街道沿いでお昼を食べることに。

店先に大きなお鍋がいくつも置いてあり、お米かフフと言われるものを選択し、お鍋にある野菜やお肉や魚などのシチュー風のものを選んでかけてもらう。

この日から毎日のようにお世話になったフフ fufu は、ヤムイモの粉を練ったもので、黄色いものはバナナのようなプランテーンが入っている。まるで硬めの蕎麦がきと言ったところ。

トマトで煮たお米の上にソースとお魚。
右はフフと食べる為のお魚だが、ソースは茄子のソース。
ちょっとこの茄子のソースは苦かった。
お魚は干物を煮込んである。
フフがふんわり柔らかくて美味しい。

地元の方々は、まず緑のピッチャーに入ったお水で手を洗い、右手だけでスープもフフにつけるなどして上手に食べる。
青いプラスチック製のコップに水を入れて飲んだり、あるいはこのビニールに入って冷やしてある水 (まるで甲子園球場の溶けた状態のかち割氷のよう) を飲料水として飲んでいる。
その冷たいビニールの水は、ガイドさん曰く我々にはお勧めしないので、暑さしのぎに首などにあてるよう買ってくれたもので、我々はペットボトルのミネラルウォーターを。
ビニール入りの水は、歯磨きの時に使わせてもらったが、やはりビニールの味がするお水で美味しくなかった・・・

店先では、プランテーンを薄切りにして揚げていた。

食べたお店の外観。
表で、使い終わった食器を洗っている。
観光初日のお昼からしてなかなかワイルドな所だったので、ビックリしていたのだが、それが2週間もの旅行の間にはすっかり慣れて行った我々だった。。。
この後は、COCODY地区、TREICHVILLE地区、YOPOUGON地区などへ。その様子は<3>で。
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