ガーナのアクラへ移動中の道端では、色々な物が売っていた。

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陶器を専門に作っている村では、街道沿いに多くの商品が並んでいた。特に多くみかけたのは、大きなすり鉢のような物と棒のセット。伝統料理の主食であるフフ(後述)を練る為の道具。

あまりに衝撃的であっけに取られ、画像を撮ることも忘れてしまったのだが、鹿を二回りほど小さくしたようなアンテロープをそのまま手に持って道路際で売っていたり、体長1.5メートルほどのトカゲをこれまた手に持って売っていたり。
都市部では野生の動物を禁漁にして取り締まっていたりするそうだが、田舎では厳しくないことから、狩人が自分で仕留めた物を道端で売っていた。
我々は見なかったが、ブッシュキャットと言う野生のネコ科の生き物も売っていたりするのだそう。

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彼はブッシュラットと言う森に棲んでいるネズミ系の動物を開きにして干し肉状態にしたものを売っていた。

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この小屋では、それを丁度作っているところ?

東南アジアの山道などで(ラオスだったかなぁ・・・)、やはり仕留めた野生動物を売っているのを見かけたが、大トカゲからアンテロープに至るまで、なかなか西アフリカは豪快だ。

首都アクラに到着。
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信号も、ちゃんと歩行者用があり、しかも後何秒と出る。ガーナの人は、もしかしてせっかち?

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イギリスの植民地だった時の建物も残っており、これは最高裁判所。

残念ながらアクラの国立博物館はお休みだったので、エンクルマ記念館 the Memorial Kwame Nkurmah へ。
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ガーナの初代大統領のエンクルマ大統領を記念した所。

金色の大統領の像の前には、縁起が良いとされる数字の7から、7人ずつの笛の演奏者が跪いて演奏している。1991年に建てられたこのモニュメントは、ガーナの建築家によるデザインでイタリア製の大理石をふんだんに使い、中国が建設した。

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申し訳ないが、ガーナの歴史など全く疎かったのだが、アフリカ独立運動の父と言われている人。1957年にゴールドコーストは英領トーゴランドと共にイギリスより英連邦王国内の立憲君主国として独立、国号を西アフリカ最初の大王国であったガーナ王国にちなんでガーナと名づけ、エンクルマは初代ガーナ共和国首相に就任。夫人はエジプト人で、北京とハノイに外遊中に軍事クーデターが起こり失脚。

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因みにお札にもなっておられる。

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ここのガイドさんが、我々が南アに住んでいる日本人だとわかると、マンデラさんの植樹(画像左)と、2010年に日本の現皇太子の植樹(右)を教えてくれた。
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結婚式も行われていた。とても暑かったのだが、皆綺麗に正装していた。花嫁さんはなかなかの貫禄・・・

お昼は、近くのベジタリアンのお店へ。
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前菜に、ケバブを。なんとこれは Tofu Khebab で、お肉のような食感と味付けとなっており、まるで京都の黄檗山万福寺の普茶料理のよう。
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上記冒頭のフフ。
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シチューには、キノコが入っていて、これが美味しい。

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お赤飯風の赤米、そして豆腐のそぼろ風煮込み。これも悪くない。
お客さんは、ベジタリアンのレストランと言うだけあって、ラスタファリアンな人が多かった。

独立広場 Independence Square
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黒い★は、アフリカの希望を象徴しているのだそう。

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客席最上段からは、海が良く見える。

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クラフトマーケット あまりにもどのお店の人もアグレッシブなのには、ちょっと引いてしまった。

オス城 Osu Castle
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西欧列強が植民地としていた時代に、ベナン湾沿いには城塞がいくつも造られ、ガーナにはポルトガル → スウェーデン → デンマーク → オランダ → 英国と所有が変わり名前を変えた ケープ・コースト要塞、ポルトガル → オランダ → 英国と所有が変わり名称が最後に英国流になった セント・ジョージ要塞、そしてデンマーク → ノルウェー → ポルトガル → 英国の城塞であるこの クリスチアンボーグ、あるいはオス要塞 が有名。現在は軍の所有により、一般公開はしていないが、近い将来には軍が移転し、観光客に公開されるとのこと。

夕食を。
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イカリング。20セリ(1セリ=約27円) ちょっと衣が多かったかな。

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シーフードのフライドライス 43セリ、左には鰹節風味の?ペッパーソースであるシトを 2セリ

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ティラピアのグリル 45セリ、付け合わせには Banku 3セリ


翌日は、ガーナの東側の隣国であるトーゴへ移動。その様子は<19>で。