ガーナから隣国のトーゴに入る。
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国境を越えるにあたり、車の手続きに時間を要したので、その間に我々だけは一旦徒歩でトーゴに入り、トーゴの国境沿いの町であるアフラオで昼食を取った。

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国境沿いの町なので、大勢の人達が行き交い、とても活気がある。

そして、ガーナとトーゴの国境の緩衝地帯までまた徒歩で戻り、車の手続き終了を待って、車に乗り込んで再びトーゴに入国。手続きなどに結局1時間半ほどかかったのだが、これがトーゴの車両の入口。画像ではわかりにくいかも知れないが、ロープが一本引っ張られているだけ。
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今回の西アフリカ旅行は、コートジボワール → ガーナ → トーゴ → ベナン なのだが、フランス語圏が多い中、ガーナだけが唯一英国領で英語圏。その為、ガーナを出る時の検査官から 「今日はボクシングデー(12月26日クリスマスの翌日で、雇用者などにも物をあげる日)なのに、僕には何もくれないの?」 と言って来たり、別の検査官も 「もうガーナから出て行くの?もう来ないの?」 と人懐っこい笑顔を見せてくれたり。
そう言えば、コートジボワールからガーナに入る時の国境の緩衝地帯でお昼を食べていたら、コートジボワールの人が、まるで吉本の人かと思えるようなボケと突っ込みを身振り手振りでしてくれて、とても面白かった。その様子は<8>で。国境は何かしらあるのが面白い。

無事にトーゴに入り、ロメの町の中央市場を見学。
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建物内と場外など色々とあり、総面積は2平方キロにわたるとのこと。

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一体何か? エイ? いえいえ、牛の皮だが尻尾の部分。結構重かった。
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頭部や脚など、結構豪快に・・・

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愛想良く、写真に応じてくれたお肉屋のおっちゃん。

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場外のお店では、小さなテレビに大勢の人達が釘付け。頭に商品を乗せて売っているお姉さん達も、商売そっちのけ。

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市場で売っていたものをちょっとお味見。白い甘くない、というか味のしない杏仁豆腐のような食感のものに、タマネギと辛い赤いソースをかけて葉っぱにくるんでくれる。庶民のスナックと言ったところかな。

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面白い商売を発見。足の爪切り屋さん。オイルマッサージみたいなものもしれくれるみたい。因みに足を出しているのはお巡りさん。面白がって写真を撮らせてもらう私を面白がっていた(笑)

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夕方なのだが、それにしても凄い活気。人にバイクに車にと。。。

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綺麗な、というかハデな生地がたくさん。コートジボワールやガーナよりも、男女ともに伝統的な、そしてカラフルな格好が多い印象だった。

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市場のすぐそばにある1920年に建てられた教会。(現在の物は修復されているが)

ホテルに到着。
白人観光客も泊まる海岸沿いの悪くないホテルなのだが、クーラーがきかないので部屋を変えてもらったところ、新しい部屋には蚊がぷんぷん。蚊のいない?部屋をとるかクーラーをとるか。。。クーラーは代えがたいとその部屋に蚊対策のスプレーをしたら、いきなり部屋で五月雨が起こったように蚊が床に落ちていく光景が目の前で展開。面白半分にいったい何匹が部屋にいたのかと数えたら、67匹!!!
以前に、スリランカのキャンディーと言う町のホテルで、一晩に45匹(だったかな)ほどの蚊をやっつけたことがあるが、記録を破った!

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夕食を。

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ガーナはイギリス領だったので、イギリスパンだったが、フランス領のここトーゴはバゲット風のパン。やはりこちらの方が美味しい。

シーフードのメニューが充実していたので、大海老と伊勢海老を。
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海老は11000セーファーフラン。(約2200円)

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海老さんの様子が良くわからないので、上の野菜を退けると、こんな感じ。立派な海老さんだが、ちょっと硬いかな。

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この伊勢海老が秀逸!! 13500セーファーフラン(約2700円)

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デザートにクレープを。これはいたってシンプル。

翌日は、ロメ市内を観光。その様子は<21>で。
この日教えてもらったことの備忘録:

我々が今回訪れた西アフリカの4カ国、コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナンのうち、ガーナ以外は賄賂が大好き。マリ共和国なども賄賂を渡してことを進めていくような感じ。
我々のガイドさんの私見だが、それぞれの国民性としては、コートジボワールは高価な物が好き、ガーナは国民が自国に誇りを持っている、しかし道路のメンテナンス状態は宜しくない、トーゴは植民地としていたフランスを嫌っており、他にドイツやノルウェーも占領していた為に好まない、ベナンは白人に対しとても誇りを持っている。

国際結婚はとても珍しい。宗教が異なっての結婚も珍しい。

遊牧民の人達は、国境関係なく家畜達と森や茂みを越えて行き来している。