南アに限らず、アフリカを旅行すると、家庭ごみなどを平気で道だろうが家の近くだろうが外にポイポイと捨ててある。それは、中国の田舎やネパールなどでも見た光景ではあるが、土に返るものならまだしも、ビニール袋などがずっと残っている光景は何とも言い難いものがある。

南アのゴミ処理について詳しいことは良くわからないが、日本と違って土地があることから埋めていることは確かかと。今年に入って、ヒルクレスト Hillcrest と言う、白人が多く住む高級住宅街でそのゴミ処分場問題が発生した。

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ここがその処分場というか、ゴミを埋めている丘。









Shongweni と言う所で、我々が行くマーケットでは最大規模の人気のある週末のマーケットがあったり、反対側は白人の多く住むエリアとなっており、こちら側は黒人の人達が住んでいるが、決して貧しい人達と言う印象はなく、普通に家々が並んでいる。

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勿論、近くには不法投棄禁止の看板やフェンスの横にゴミを捨てに来る人達も居るにはいるが。。。






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このゴミ処分場が新しいものではなく、ここに来て問題なのは、長年埋めていたものどおしが、化学反応を起こしてしまったようで、健康に被害を及ぼす毒になるものがゴミ処分場から発生し、その異臭が、2つ丘を越えた白人の住む地域に漂ってきたこと。
今年に入って、地域住民(と言っても白人)が、ゴミ処分場の状況をうったえるべくデモ行進をしており、実際に、ヒルクレストに住む知人が、変な匂いが漂ってくるので、心配だと言っていた。

その後はあまり報道されていないようなので、結局、場当たり的に上から上から覆うことで問題解決になったのかどうなのか詳しいことはわからないが、この異臭が白人側ではなく、より近隣の黒人側に流れ込んでいたら、ここまで大きな騒ぎになったのかどうなのかと、ちょっとうがった見方をしてしまった。