ダーバンに住んでいる外国人の奥さん達の会では色々なアクティビティがあるのだが、そのひとつであるクッキングのグループに所属させてもらっている。
昨年は、ズールー族の女性シェフによる ズールー族料理のデモンストレーション、インド人の友人による インド料理のデモンストレーション、そして私の拙い 和食の会 をし、今年はイタリア人による イタリア料理のデモンストレーション があったのだが、今回はチェコ人の友人が披露してくれることになった。

ちょうどこの時はチェコから彼女のお母さんとそのボーイフレンドが南アに遊びに来ていたので、お母さんが調理班、友人本人はその解説、重たいお鍋の運び係はそのボーイフレンド、汚れた器などはメイドさん、と言った手際の良さ。

友人とお母さんは偶然にもお揃いのような格好になっていたが、特にチェコの伝統衣装と言うわけではないとのこと(笑)
<スープ>



ザワークラウト缶の水分と一緒に煮ると、ジャガイモが酸で上手く煮えない。味付けには、塩、砂糖を。甘味を付けるのに、西洋ではハチミツなどが多く、砂糖を使う日本食は非常に珍しいのかと思っていたのだが、チェコ料理では砂糖を使うとのこと。

最後に生クリームとパプリカを足して完成。パプリカを足してからはあまり火にかけない。
本来は冬に食べる、温かい具だくさんのスープ。ザワークラウトの程よい酸味が、見た目よりもさっぱりとさせてくれる。
<メイン お肉料理>


フードプロセッサーにかけてクリーム状にし、生クリームを足す。最後にチェコから持って来たというお酢と砂糖を足して味付け。お酢の代わりにレモン汁でも可。
お肉の付け合わせのジャガイモの蒸し物を。

ジャガイモは摩り下ろして。

小麦粉半量とデュラムセモリナ粉半量とをジャガイモとしっかり混ぜ、お団子のような硬さにして湯がく。
面白かったのは、ジャガイモについて。
日本だと男爵とメイクイーンが主流で、最近ではブランド化されたジャガイモがいくつかあるかと思うのだが、やはりジャガイモが主食の人達にとっては、日本人がお米に拘るように非常に重要な様子。
この日の参加者には、ジャガイモに拘るお国の方々、イギリス人、ロシア人、ウクライナ人、ポーランド人が居たので、それぞれ南アのジャガイモは自国の物とは違って美味しくないと、ああでもないこうでもない、ジャガイモ談義が始まったのが面白かった。確かに、オランダなどでも、ジャガイモの種類は非常に豊富で、これはマッシュポテト用、これは煮込み用、これはフライドポテト用、これは・・・と多岐に渡っている為、どれを買って良いか迷ったことを覚えている。

左の画像の手前は湯がいたジャガイモと小麦粉のダンプリング。セロリアークなどで作ったペーストの上に保温しておいたお肉を乗せ、脇にこのダンプリングを。

お肉は柔らかく、とにかくこの黄色い色のソースが美味。セロリアークのお味がほんのりしていて、ソースだけでもお替りしたいぐらい。ジャガイモのダンプリングは、さしずめニョッキと言ったところで、柔らかい食感。
<デザート アップルストゥルーデル>

アップルはスライスの方が水分が出にくい。その上にココナッツと荒く砕いた胡桃を。ココナッツは伝統的なレシピではないが、入れた方が美味しいからと。胡桃は代わりにピーカンナッツでも可。

ダーバンの湿気と暑さで、パイ生地があっという間にベタベタとなってしまい、お母さんはチェコのようにはいかないとこぼしておられたが、とても美味しく焼きあがった。
写真からでもわかるように、友人が作ったと言うよりは、もっぱらお母さんがお作りになっていたのだが、友人はお母さんの通訳にもなって、色々なチェコの話を紹介してくれた。チェコでは、3食のうち昼食が一番重要でボリュームも多い。平日でもそうで、夜は軽めの物を食べるが、通常は、スープ・メイン・デザートと3コースとなっているとのこと。
この日は、イギリス人、ロシア人、ウクライナ人、南ア人、ポーランド人、イタリア人、韓国人、そして日本人の私が参加。あいにく、チェコ料理は牛肉や豚肉がメインとなる為、インド系の人やイスラム教徒の人が参加出来なかったのは気の毒だったが、とても美味しいお料理をしっかり&ガッツリ頂いた。
昨年は、ズールー族の女性シェフによる ズールー族料理のデモンストレーション、インド人の友人による インド料理のデモンストレーション、そして私の拙い 和食の会 をし、今年はイタリア人による イタリア料理のデモンストレーション があったのだが、今回はチェコ人の友人が披露してくれることになった。

ちょうどこの時はチェコから彼女のお母さんとそのボーイフレンドが南アに遊びに来ていたので、お母さんが調理班、友人本人はその解説、重たいお鍋の運び係はそのボーイフレンド、汚れた器などはメイドさん、と言った手際の良さ。

友人とお母さんは偶然にもお揃いのような格好になっていたが、特にチェコの伝統衣装と言うわけではないとのこと(笑)
<スープ>

伝統的なザワークラウトスープ。
ザワークラウト (シュークルート) の缶の水気を切って、ジャガイモやスモークした豚肉のソーセージやトマトと共に煮込む。

ザワークラウト缶の水分と一緒に煮ると、ジャガイモが酸で上手く煮えない。味付けには、塩、砂糖を。甘味を付けるのに、西洋ではハチミツなどが多く、砂糖を使う日本食は非常に珍しいのかと思っていたのだが、チェコ料理では砂糖を使うとのこと。

最後に生クリームとパプリカを足して完成。パプリカを足してからはあまり火にかけない。
本来は冬に食べる、温かい具だくさんのスープ。ザワークラウトの程よい酸味が、見た目よりもさっぱりとさせてくれる。
<メイン お肉料理>

一晩、スパイスをして漬け込んだフィレ肉。「ウィチコバ」 と言うのだそう。ジュニパーベリーや、根セロリ (セロリアーク)、人参、タマネギなどと共にオーブンに入れる。フィレ肉とジュニパーベリーを取り出して、再度野菜だけでオーブンに。

フードプロセッサーにかけてクリーム状にし、生クリームを足す。最後にチェコから持って来たというお酢と砂糖を足して味付け。お酢の代わりにレモン汁でも可。
お肉の付け合わせのジャガイモの蒸し物を。

ジャガイモは摩り下ろして。

小麦粉半量とデュラムセモリナ粉半量とをジャガイモとしっかり混ぜ、お団子のような硬さにして湯がく。
面白かったのは、ジャガイモについて。
日本だと男爵とメイクイーンが主流で、最近ではブランド化されたジャガイモがいくつかあるかと思うのだが、やはりジャガイモが主食の人達にとっては、日本人がお米に拘るように非常に重要な様子。
この日の参加者には、ジャガイモに拘るお国の方々、イギリス人、ロシア人、ウクライナ人、ポーランド人が居たので、それぞれ南アのジャガイモは自国の物とは違って美味しくないと、ああでもないこうでもない、ジャガイモ談義が始まったのが面白かった。確かに、オランダなどでも、ジャガイモの種類は非常に豊富で、これはマッシュポテト用、これは煮込み用、これはフライドポテト用、これは・・・と多岐に渡っている為、どれを買って良いか迷ったことを覚えている。

左の画像の手前は湯がいたジャガイモと小麦粉のダンプリング。セロリアークなどで作ったペーストの上に保温しておいたお肉を乗せ、脇にこのダンプリングを。

お肉は柔らかく、とにかくこの黄色い色のソースが美味。セロリアークのお味がほんのりしていて、ソースだけでもお替りしたいぐらい。ジャガイモのダンプリングは、さしずめニョッキと言ったところで、柔らかい食感。
<デザート アップルストゥルーデル>

アップルはスライスの方が水分が出にくい。その上にココナッツと荒く砕いた胡桃を。ココナッツは伝統的なレシピではないが、入れた方が美味しいからと。胡桃は代わりにピーカンナッツでも可。

ダーバンの湿気と暑さで、パイ生地があっという間にベタベタとなってしまい、お母さんはチェコのようにはいかないとこぼしておられたが、とても美味しく焼きあがった。
写真からでもわかるように、友人が作ったと言うよりは、もっぱらお母さんがお作りになっていたのだが、友人はお母さんの通訳にもなって、色々なチェコの話を紹介してくれた。チェコでは、3食のうち昼食が一番重要でボリュームも多い。平日でもそうで、夜は軽めの物を食べるが、通常は、スープ・メイン・デザートと3コースとなっているとのこと。
この日は、イギリス人、ロシア人、ウクライナ人、南ア人、ポーランド人、イタリア人、韓国人、そして日本人の私が参加。あいにく、チェコ料理は牛肉や豚肉がメインとなる為、インド系の人やイスラム教徒の人が参加出来なかったのは気の毒だったが、とても美味しいお料理をしっかり&ガッツリ頂いた。
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