トーゴの青空国境の手続きを経て、ベナンに入ったものの、国境沿いのお巡りさんは町の警察署で入国手続きをしてくれとのこと。
町まで30分以上かかる上、まともなレストランがないだろうからと、先に国境沿いのお店でお昼と食べることに。

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地元の人は水を入れているコップ?にビールを。。。



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山羊の煮込みなのだが、ソースにオクラソースを追加してもらった。山羊のお肉は硬くて硬くて大変だったのだが、オクラソースがとっても美味しい。

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足元には、ニワトリさんがおこぼれを
もらおうとやって来ていた。









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ベナンに入って、町まで行く途中、ブコンベ Boukombe と言う所には大きなバオバブがたくさん。







トーゴのタンベルマ郷に似た居住形態の人達、タタソンバ人がいるので、そこの家にお邪魔することに。


イメージ 13我々のガイドさん、現地コーディネーターに案内してもらったが、僕に付いておいでと案内してくれるのは全裸のこの家の子供。ずいぶんお腹が出ているなぁと・・・貧しい子供は栄養失調から腹水がたまったりするようだが、それなのかどうなのか。栄養が偏っているのかも?

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魔除けの物が色々と玄関の外壁にかけてあった。





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ここで粉を挽くんだよと。



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Y字型の丸太に切り込みだけを入れた梯子を登ると・・・


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その梯子の上からはこんな感じ。




イメージ 19やはりトーゴのタンベルマ郷と同様、ここベナンのタタソンバ郷の家の造りも2階に穀物などを入れておく貯蔵庫があり、それに同様梯子がかかっている。
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寝室。


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ここに入らせてもらったのだが、やはり間口が狭いので、膝まづいて足から後ろ向きに入らなければならないが、天井が割と高い印象。蚊帳がかけてあった。


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別の部屋には、動物達の頭蓋骨が
かけてあった。


これら伝統的な家屋は、やはり若者には人気がないとのことで、現在はこのお父さんと奥さんしか住んでおらず、すぐそばのこの普通の家屋に子供達が住んでいる。


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ソルガムで造ったビール?をふるまってくれた。
少しいただいたが、南アのズールー族のトウモロコシから造るビールに似ている?





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子供達がぞろぞろと。
空いたペットボトルが重宝するようで、お礼以外に渡すと喜んでいた。
70年代まで洋服は着ていなかったとも聞く。なかなかプリミティブな生活を送っていたのかなと。






ナティティングー Natitingou の町にある国立博物館へ。
この時点で未だ我々はベナンの入国審査を受けていないので、所謂不法滞在者状態。先に警察に行くべきでは?と思うのだが、ガイドさんは至って呑気で、明日でも大丈夫だから閉館になる前に博物館に行こうと・・・

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フランスの植民地時代の総督の家だった建物。
博物館のガイドさんが丁寧に色々と解説してくれたが、内部は撮影不可なのが残念・・・






町にある警察に行くと外国人の入国手続きは別の建物だ、と。そこに行くといやいやまた別の場所だ、と。・・・そんなこんなで、国境のベナン入国のお巡りさんの居た派出所から数えて5カ所目の警察署でようやく入国のスタンプをもらうことが出来た。やれやれ・・・
因みに、コートジボワール、ガーナ、トーゴは、それぞれオンラインでビザ申請、国境でビザ申請、あらかじめ南アのプレトリアにある大使館でビザ申請とそれぞれ申請方法は違ったものの、とても円滑にビザ申請が出来たのだが、このベナンに限っては、3週間も南アのプレトリアのベナン大使館に我々のパスポートが留め置かれ、なかなかビザが発給されず。ビザの代行手続きを依頼した南アの代理店にベナン大使館に催促してもらったところ、ベナンの滞在先ホテルの確認が取れないとの返答。そこで、今回依頼した日本の旅行代理店→マリ共和国にある旅行代理店→ベナンのホテルへと確認してもらったところ、ホテルはそのような問い合わせは受けていないとのこと。つまり、南アのベナン大使館がさぼっていて言い訳にそのようなことを言ったもよう!
今回の旅行は12月18日(日)に南アを出発したのだが、南アは16日(金)は祭日で3連休。そしてベナンのビザがプレトリアの大使館でおりたと連絡を受けたのが15日(木)の朝。夕方になんとかプレトリアからダーバンに送ってもらって、我々の手元にパスポートが戻って来たと言う綱渡りのビザ申請。そんなビザに苦労したベナンなのに、誰も我々のパスポートをチェックしてくれず、ようやく5カ所目で入国スタンプを得られたとは・・・ 飛行機でベナンを発つ為、何としても入国のスタンプが必要だったのだが、またローカルな陸路で隣国に移動していたとしたら、全く入出国のスタンプなしでビザのチェックもなかったかも???

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とにかく入国スタンプ問題が解決し、ホテルにチェックイン。




夕食は7000セーファーフラン(約1400円)で3コースからの選択メニュー。


前菜のトマトサラダ
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通常、アフリカなどの旅行先では生野菜や生のカットフルーツは絶対に食べないのだが、そろそろ恋しい時期。
周りのフランス人やイタリア人観光客も平気で食べており、我々の旅行も残すところ3日となっていたので大丈夫かな?とトライ。


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メインはお魚料理とお肉料理をそれぞれ。
どちらも美味しかった。


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デザートはチョコレートアイスクリーム、バナナ、パパイヤからの選択。パパイヤを。甘くて美味しかった。





翌日はアボメイへ移動。その様子は<28>で。