ベナンにある水上集落のガンビエ Ganvie へ。この港から約8キロ船で行く。
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アボメイにあるダホメー王国のフォン族の人達がヨーロッパ人に奴隷を売るにあたり奴隷狩りを行っていたので、トフィヌ Tofinu 族の人達が彼らから逃れる為に、16~17世紀にこの湖の浅瀬に家を造ったのが始まり。人口は4万5千人で、アフリカでは最も大きな水上集落だと言われている。ガンビエの意味は、「ようやく平和を見つけた人々の集落」 と言う意味なのだとか。

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漁業が盛んで、この横にヤシの葉で隔てて、ティラピアなどの養殖もしている。

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水上移動の公共交通機関。西アフリカの人は、特に女性は総じて写真を撮られるのを嫌がるので、この時も女性はうつ向いたり、後ろを向いたり。

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顔を隠す為に洗面器?かぶったりして。。。

おばちゃん達の体型を見てもわかるように、結構でっぷり。と言うのも、水上の自宅やちょっとした建物内か、陸に上がった時しか歩かない為。幼い子供はまず泳ぎを教え、と同時に歩行訓練もさせるのだそう。
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王様の像。

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ほんのちょっとした面積でも羊が飼われていた。

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国教であるブードゥー教の広場。

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キリスト教の教会。そしてイスラム教のモスク。
やはりここでも宗教による対立はないとのこと。そして勿論ここには、水上の学校、病院、警察、銀行もある。
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ちょっとしたキオスク。

水上マーケットがやっていた。
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魚以外は全て陸地から運ばれて来る為、他の陸地の村よりも野菜のお値段は高く、魚類はお安い。

一番の問題は水。昔は湖の水を飲料水としていたが、排水も行っている為に衛生的に宜しくないことから、陸地から水をパイプで引いて来ていて、子供達が水売りの所に買いに行くのが常のようだった。
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何軒かホテルまである。内部を見学させてもらった。ちゃんと電気が引かれており、薄型の液晶テレビまでラウンジにあったりする!!
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ヤシのお酒をふるまってもらった。

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とても度数の高い蒸留酒と言った感じ。

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以前に、とても水かさが高くなったことがあり、この家の壁の色が変わっている高さまで水が来て、ほとんどの家が浸水したとのこと。

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飲み物やスナック菓子などを売っているおばちゃんが、我々の船に横づけして?手でしがみついて?売りに来た。

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未だ7~8歳の子供かと思うのだが、棒一本で上手に船を操っていた。

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大人と違い、子供達は屈託のない笑顔を振りまいてくれた。

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お面をかぶってる子も?


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湖には多くの魚がいるようで、鳥達も狙っていた。

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この後はコトヌーの海岸などへ。その様子は<32>で。