ダーバンに住んでいる外国人の奥さん達の会では色々なアクティビティがあるのだが、そのひとつであるクッキングのグループに所属させてもらっている。
初回はズールー族のプロによる ズールー族料理、以降はグループのメンバーによる インド料理和食イタリア料理チェコ料理、そして今回はパキスタン人の友人が披露してくれることになった。

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お料理が出来るまでにと、ラッシーとスナックのハルワを用意してくれていた。
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塩味のラッシー Lassi だったので、初めて飲むヨーロッパ系の人達も多く、彼らには受けていなかった。

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クルミのハルワ Walnut Halwa
セモリナ粉をローストしてそこにバター、クルミ、佐藤、ミルクを足して作る。ちょっとしたスナックとのこと。

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コフタ Kofta
マトンとチキンのミートボールなのだが、ここにヨーグルトを加えていた。

アシスタントにはインド北部出身のインド人女性。その彼女が言っていたのだが、本国でパキスタン人と仲が良いと言うと皆が驚くとのこと。政治的には対立していても、はるか南アで同じヒンドゥー語を話せる相手として、仲良くしている。

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プラオ Pulao
タマネギ、ニンニク、ショウガ、クミンシード、ベイリーフ、ブラックカルダモン、コショウ、クローブ、コリアンダーシード、フェンネルシード、シナモンスティック、アニスなどを入れたお水でマトンをボイルする。

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ローストラム
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青いパパイヤなども入れて。
青いパパイヤは何処かに売っていないか?と彼女もこのデモンストレーションをする前にメンバーに聞いていたのだが、誰もわからず。結局、ご近所の方の庭先のパパイヤを使わせてもらうことにしたのだそう。
ローストラムは、色々なスパイスに漬け込んで冷蔵庫で2日寝かせ8時間(だったかな) じっくりとローストしたとのこと。

下の画像のお米の横にあるグリーンチャッツネ
ミント、コリアンダー、チリなどを混ぜてヨーグルトを足すとのこと。
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とにかくラムが柔らかくて色々な複雑なスパイスの香りがして秀逸。

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ヴェジタリアンが多いインド料理では、煮込むことが多く時間がかかるそうだが、豚以外のお肉はイスラム教の戒律に従ったお肉屋さんで買えば何でもあるパキスタン料理は、調理時間が少なくてすむのだそう。
パキスタン料理の方がもっとスパイシーで辛いのだが、この日は辛いものが苦手な白人なども多く参加したこともあり辛さは控え目。
インド系の参加者達は、それが物足りない様子。インド系南ア人にとっては、自分達の料理法とは全然違うと言っていたり、脂っこすぎると言っていたり。
私としては、問題なくとても美味しかったのだが、インド系のギャラリー陣としては、それぞれ自分のお料理に自信があるんだろうと言った印象で面白かった。