ラベンダーが見られるこのシーズンは非常に混むと聞いていたので、この日は早朝に札幌を出て、富良野へ。
明治30年(1897年)に開拓が始まり、昭和15年(1940年)から香料の原料としてラベンダー栽培を開始。昭和45年(1970年)が最盛期となり、約250戸の農家がラベンダー栽培を行っていた。しかし合成香料や安価な輸入品で下火となり、富良野だけで生産されるようになった。昭和51年(1976年)に、国鉄がカレンダーにラベンダー畑を使用し、富良野の景色も含め人気に。

やはり富良野のラベンダーと言えば ファーム富田
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おかむらさき

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はなもいわ

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濃紫早咲

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ようてい

他の花々も綺麗に咲いていて、コラボなどが楽しめた。

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黄からし

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ビール大麦

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はまなす

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アンジェリア

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昔、ラベンダーのエッセンスを抽出した器具なども展示してあった。

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そして勿論、ラベンダーのソフトクリームを。美味しくいただきました。
背後に写っているのだが、スタッフの人達の制服は勿論紫色、そして移動も紫のスクーターで。

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道路沿いに、なにやらブルーベリーっぽい実がなっている畑があった。北海道名物ハスカップ。アイヌ語で 「ハシカプ」。和名はクロミノウグイスカグラ。


青い池 「白金の青い池」 「美瑛白金青い池」 とも言われる。

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昭和63年(1988年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったもので、1997年にプロカメラマンが発見し翌年写真集に掲載。2014年にテレビで放映されたのを機に、メジャーな観光スポットに。
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白金温泉地区で湧き出している 「白ひげの滝」 などから、アルミニウムを含んだ水が、美瑛川の水と混ざると目に見えないコロイドが生成され、太陽からの光が水中のコロイド粒子と衝突し、色々な方向に散乱。コロイド粒子が光の散乱を促し、波長の短い青い光が散乱されやすい為、その光が目に届き、青く見えると言われているが、明確な原因は解明されていないとのこと。

学生時代に北海道をくまなくツーリングしていた宿六にとって青い池の存在は全く知らなかった為、驚きだったのだが、そんなに新しい場所が今やすっかり大型観光バスで外国人観光客もどんどん訪れる有名スポットになっているとは。

白ひげの滝
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地下に染みこんだ雨水や雪解け水が、地層の間から流れ出ている。
滝の水が流れている下半分は、約30万年前の土石流で流れてきた砂やレキで、上半分は、17万年前の平ヶ岳溶岩。
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この川の上流からも、綺麗な青い水が流れて来ている。

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白樺街道
大正15年の融雪型火山泥流後に自生した白樺林の街道は、北海道自然100選。

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白金滝不動尊
道路脇から少し森の中を行くと、白金滝があり、不動尊などが祀られていた。


この後は、美瑛をゆっくりと廻ることに。その様子は<11>にて。