旭川の旭山動物園を後にして、忠別湖 へ。

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天人峡

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本来なら、滝見台コースや羽衣の滝・敷島の滝コースなどに分かれた遊歩道があったがのだが、昨年の台風の影響による被害で、災害復旧工事の為に羽衣の滝など奥には行けず。

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涙岩 
忠別川をはさんで、すべすべした珍しい天然の一枚岩。
岩の隙間から染み出した水が岩肌をつたい、泣いているように見えることからこの名がついた。
羽衣伝説の一説でも、天女が羽衣をなくし、自分の国へ飛んで帰れなくなり困って泣いていた涙が未だにこの岩に流れていると言われているのだそう。




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あまつ岩








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足湯があった。

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キタキツネさんも入りたかったのかな。



旭岳 へ。イメージ 25



ガマ岩

白樺が綺麗だった。






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標高1600メートルまでロープウェイで上がる。

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大雪山脈のある旭岳は、標高2291メートルで、北海道で一番高い山。
大雪山とは、約50キロメートルに渡って連なる2000メートル級の山々の総称で、総面積は23万ヘクタール。




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8月だと言うのに未だ雪が残っていた。





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鏡池












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右が鏡池、左が擂鉢池で、併せて夫婦池とも言われる。

旭岳は3万年~数千年前頃の火山活動で噴火したが、同時期にここに出来た小噴火口が活動を停止して池となった。


標高は1600メートルだが、北に位置しているので、本州の3000メートル級の山々に匹敵する高山環境になっていて、わずかな無雪期に花を咲かせ実を結ぶことの出来る特殊な植物達が生えている。

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エゾコザクラ

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エゾノマルバシモツケ

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メアカキンバイ

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乾燥の激しい環境に見られるイワブクロ

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シラネニンジン

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コケモモの実

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ミヤマリンドウ


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ワタスゲの綿毛



ピンクはコエゾツガザクラ、黄色はアオノツガザクラ


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エゾオヤマリンドウ

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ミヤマアキノキリンソウ












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チングルマが咲いていた。

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この花は咲き終わると、綿毛となって、
また別の面を見せてくれる。


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噴煙を上げているすぐ近くに未だ雪が残っている。







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1000万年ほど前に千島列島を乗せた海洋プレートが北海道に衝突して地核深くに潜り込んで行った圧力により、地下の岩石が溶け、火山となって地上に噴出して出来たのが大雪山。
この旭岳は、約600年前の爆発で山頂部が崩落して今の形となっており、何カ所もの噴煙があるのは、地下に余熱を蓄えたかつての火道が埋まっている為。




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姿見の池











旭岳も観ることが出来、短い夏にしか咲かない花々を楽しむことが出来て良かった。
この後は、旭川市内へ。偶然にもこの日は旭川夏祭の日だった。その様子は<23>で。