ウガンダからルワンダに入って、首都キガリに向かう。

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一面の茶畑が延々と続く。そこで大勢の人達が茶摘みをしていた。

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茶摘みなどに従事している人達は貧困層で、棒を片手に茶摘みをしている。裸足なので、まず棒で周囲にヘビがいないかをチェックしてから茶摘みをする。
道路沿いの集荷場に摘んで来た茶葉が運ばれ、袋に入れられてトラックに乗せられる。



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軍の人達が歩いていた。
セキュリティの役目を
担っているとのこと。







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ルワンダは、「千の丘の国」 と言われるだけあって、非常にアップダウンが激しい。そんな中、荷物を自転車に乗せて坂道を押していく人達。


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重い牛乳を立ちこぎで運んでいる牛乳屋さん。





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国境沿いの田舎ということもあるのだが、ウガンダではバイクタクシーだったところ、こちらでは自転車タクシー。







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麦畑


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こちらには水田もあった。
ウガンダでは東部ではお米を作ってはいるものの 
パキスタンからお米を輸入しているそうだが。



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ようやく、丘の上にある
キガリの町が見えて来た。









とにかく驚いたのは、町が綺麗!!
未だアフリカは17カ国しか行っていないが、それでも今まで見たことのない光景に驚かされたのだが、とにかく道にゴミが落ちていない!!

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クリスマスの翌日とあって、未だ大勢の人達が里帰りをしているせいか、これでも、普段よりも非常に街中が空いているとのこと。


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市場も空いているが、市場の周りでもゴミがない!



皆が信号を守っている!!






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公園のような所にも全くゴミがない!!
浮浪者がいない。







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歩道と車道もしっかり整備され、街灯がちゃんとある。







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バス停
しつこいようだが、こう言った場所にもゴミはなく
ちゃんとゴミ箱が横に設置してあり、そこもゴミで
あふれていない!

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バイクタクシーの運転手も乗客も、
皆ヘルメットをちゃんと被っている!!



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議会の建物。
爆弾が投げ込まれたこともあったが、壊れなかった。


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ルワンダの方がウガンダよりも、
石油はややお高いかなと。

1ルワンダフラン=約0.13円






ホテルに到着。
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治安は全然悪くないとのことだったので、近くのスーパーに行ってみた。
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南アのワインが売っていた。



国境でも所謂レジ袋の持ち込み禁止で、
一般には一切ビニール袋を使用していないので、
スーパーで売っているパンも紙に包まれていた。
徹底している!!



ホテルに戻って夕食を。
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左の mutzig は5.5%で、ホップの香りや苦味が強い。
右の PRIMUS は5%で軽め。
一本1400ルワンダフラン = 約182円
ルワンダ名物の串焼き料理であるブロシェットを。

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魚の串
魚はカピタン
2900フラン=約377円




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牛肉の串、バナナなどいずれも2300フラン=300円


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魚やお肉などのこれら串3本とバナナのフライを注文し、出て来るまでに1時間。。。


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日本の焼き鳥の感覚で、気に入れば次を注文しようと軽く考えていたのもあって、勿論それだけでは足らないのでこの2本を追加注文。すると30分待ち。



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もう開き直って、待つこと覚悟で更に2本を注文。
40分待ち・・・



美味しかったし、周りのルワンダ人のお客さん達も同じペースで誰も文句を言うような雰囲気でもなく、ゆっくりビールやワインを飲んで楽しんでいた。恐るべし忍耐力!


ウガンダとルワンダの物価はほぼ同じ。ウガンダのバチガ族と、ルワンダのバニャグワナ族はほぼ同じルーツで、言葉も一緒。ウガンダの人達が特に汚いと言うわけではないが (というか、他のアフリカよりもずっと綺麗)、ほぼ同じような人達なのに、どうしてこんなにルワンダは整然と町を綺麗に保っていられるのだろうか???
教えてもらったことの中に答えがあった。
教えてもらったことの備忘録:

人口の95%がクリスチャン。しかし、1994年、3ヶ月間に50~100万人が殺された 「ルワンダ大虐殺」 があった。その後、恐怖政治をしき、(大雑把に言えば) フツ族がツチ族を大虐殺した為、公の場でどの民族に属しているかなど民族の話は一切タブー。大統領の名前を言うのすらタブー。ゴミを捨てることも禁止ならば、整備された芝生の上を歩くことも禁止。秘密警察があちこちにおり、隣近所がお互いをチェックし合うと言う社会。7年ごとに大統領選が行われるが、現在はその3期目で独裁状態にある。

犯罪率は非常に低く、安全。

虐殺以前は、特定の民族は首都や町に入ってはいけないと、前の大統領が決めていた。

資源としては、すず、銅、ガスなど。

首都キガリの公の建物ではほとんどがフリー WIFI となっており、中国とは異なりヤフーなどの閲覧も全く自由。
病院などもフリー WIFI なので、そのフェンスなどに、外側の人が大勢くっついて、WIFI のおこぼれをもらう光景もあるのだそう。

公用語は、以前はベルギーの植民地だったことからフランス語だったが、今は英語に変更している。

ウガンダは国民が土地の売買などをし所有することが出来たが、ルワンダはイギリスのように国民は土地を所有出来ず賃借による。

ルワンダの大虐殺時に、ウガンダに逃げて来て、そのままルワンダには戻らずにウガンダに住み着いている人達が多く、ウガンダで成功を修めてお金持ちになっている人もいたりする。そして今でもウガンダにやって来るルワンダ人もいるが、一方、ウガンダ人がルワンダにやって来ている場合もある。

ルワンダの方が、女性でも、土木作業などの仕事もしていたりする。

省庁は固まらず、ひとつの丘ごとにひとつの省庁がある。

失業率は、ウガンダもルワンダも、どちらも高い。

昔から王様はフイエに居る1人のみ。

ゴミを路上に捨てたら罰せられる。

物乞いをしたら捕まる。ダウンタウンには物乞いの人もいるが、捕まらないようにと、物乞いっぽく見せないようにしている。

路上での屋台(ベンダー)がいない。どんなにお店が小さくても、課税されるので。