世界遺産のイシマンガリソ湿地公園内にあるロッジで迎えた朝。



カットしたリンゴとマンゴーで、自分で自由にミックスジュースが作れる。


海老なども入り、このオムレツが秀逸。
もともと、何もない田舎の2000人ほどの村?で牛を飼い、海やシバヤ湖での漁業を生業とした、貧しいエリアだったのだが、我々の泊まっているロッジを造るプロジェクトにより、ローカルなこの地の人達をサポートしようと言うこととなった。しかし、田舎の人達なので、首長がそのプロジェクトに首を縦に振るまでに数年がかかったとのこと。片道15~16キロを歩いて高校に通い英語を学んだ人達をロッジで雇い、ガイドさんとして活躍。その彼らの村の訪問もロッジのアクティビティにあるので、参加してみた。
彼らはツォンガ Thonga 族と言われる人々。この地に住んでいるズールー族の人達のことを指す。北のモザンビークからやって来たと言われているが、言語はズールー族と同じ。ただ、発音などがやや異なる。ズールー語で北を意味する 「thonga」 から来ている。
ダーバンのズールー族の知人にツォンガ族のことについて聞いていたところ、同じズールー族とは思っておらず、ずっと体が小さい人々だと思っていたと言うのだから、同じ民族なのにいい加減なものだ。実際のところ、体も大きく変わらない。
ラボラ (結納) 時に、男性側から女性側の家族に渡す牛は11頭。他のズールー族と同じ頭数。因みに、1頭あたり7000~1万ランド(約63000円~9万円)。
平日であれば、学校などを見学できるのだが、この日は日曜だったので、村人のほとんどが教会に行っている為、その教会を見学することに。

木の板をはめただけの教会で、現在より大きな物をレンガで造っているところとのこと。

9時から始まるが、長いので途中から参加しようと言うことになり、1時間程度見学する予定で、10時にお邪魔した。
狭いエリアに大人の女性、大人の男性、女の子、男の子のエリアに分かれて座っているがギューギュー。
司祭?神父?がズールー語で延々と話しておられるが、我々には皆目わからず💦
全くわからない話の後、皆でいくつかゴスペルを歌う。それが何度か繰り返されるので、じっとわからない話を聞いているよりは飽きずに楽しめた。
しかしそれにしても驚かされたのは、こんなギューギュー詰めの場所で、子供達が非常におとなしくじっとしていること。
小さな赤ちゃんもいるので、おしゃぶりを咥えさせたり、お母さんやおばあちゃんやお姉さんなどが、順番にあやしていて、声を立てさせず勿論泣かせることもない。
我々の後ろに座っていたこんな小さな子供達もお菓子や水を時たま与えられつつ、とても静かにしているのには脱帽。
司祭?神父?のお話がとぎれたところで、一斉に何人かが外に出ていくと思うと、トイレ休憩だった。
そして速やかに戻って来ると、またお話が始まる。
日本人の甘やかされた子供達の方がよほどうるさいなと。
しかし訪れた10時の時点で日曜礼拝は途中だったのだが、11時半になっても終わらない・・・
子供達よりも忍耐のない日本人2人、ガイドさんが12時になったら出ようと言ってくれたのだが、12時になっても未だ終わる気配がないのでモジモジしていると、ようやくそこで、皆の前で我々客人2人が紹介され自己紹介をするはめに。ガイドさんが我々の英語をズールー語に通訳して話してくれた。

一応、2時間半以上彼らの大事な時間にお邪魔させてもらったので、教会の改修工事への寄進をほんの少しさせてもらったところ、お礼と言うことで、聖歌隊以外は全員外に出さされ、我々に向けて歌ってくれた。
我々が去っても、未だ未だ日曜礼拝は続いていた。あとから知ったのだが、通常は2時間~3時間程度で終わるのだが、この日は遠くからたまにしか来ない司祭?の方が来られていた為、特に長いとのこと。
それにしても、凄い忍耐力。子供の頃から鍛えられていると言ったところだろうか。脱帽。
教会から戻って、今度は1時間程度のフォレストウオークのアクティビティを。


カザリナと言う樹。
オーストラリア原産で、防砂林として植えられたのだが、外来種の為ほかの植生に影響を与えていて良くない。
ツォンガ族の人達は火をおこす時に使う。


ロープの木。
大きな他の樹に巻き付いて、徐々に締めていって
その樹を殺してしまう。

この葉に10年かかって花をつけ、その花は1年咲き続ける。ミツバチがこの花の蜜を集めるとのこと。


アフリカンドッグローズ
実は、まるでスクランブルエッグのようで、サルが好む。
他にも、色々と教えてもらった:
・無毒なヤスデのションゴロロは殺さない。
・車の事故で亡くなった人には、山羊の血と水で遺体を洗って悪運を取り払う。
・一番小さなアンテロープのダイカーは食用とし、美味しいとのこと。他にも以前はカバも獲って食べていた。
・サソリは2種類棲息。
ロッジに戻って遅いお昼ご飯を。




腹ごなしの為に、ビーチを散策。その様子は<5>で。



カットしたリンゴとマンゴーで、自分で自由にミックスジュースが作れる。


海老なども入り、このオムレツが秀逸。
もともと、何もない田舎の2000人ほどの村?で牛を飼い、海やシバヤ湖での漁業を生業とした、貧しいエリアだったのだが、我々の泊まっているロッジを造るプロジェクトにより、ローカルなこの地の人達をサポートしようと言うこととなった。しかし、田舎の人達なので、首長がそのプロジェクトに首を縦に振るまでに数年がかかったとのこと。片道15~16キロを歩いて高校に通い英語を学んだ人達をロッジで雇い、ガイドさんとして活躍。その彼らの村の訪問もロッジのアクティビティにあるので、参加してみた。
彼らはツォンガ Thonga 族と言われる人々。この地に住んでいるズールー族の人達のことを指す。北のモザンビークからやって来たと言われているが、言語はズールー族と同じ。ただ、発音などがやや異なる。ズールー語で北を意味する 「thonga」 から来ている。
ダーバンのズールー族の知人にツォンガ族のことについて聞いていたところ、同じズールー族とは思っておらず、ずっと体が小さい人々だと思っていたと言うのだから、同じ民族なのにいい加減なものだ。実際のところ、体も大きく変わらない。
ラボラ (結納) 時に、男性側から女性側の家族に渡す牛は11頭。他のズールー族と同じ頭数。因みに、1頭あたり7000~1万ランド(約63000円~9万円)。
平日であれば、学校などを見学できるのだが、この日は日曜だったので、村人のほとんどが教会に行っている為、その教会を見学することに。

木の板をはめただけの教会で、現在より大きな物をレンガで造っているところとのこと。

9時から始まるが、長いので途中から参加しようと言うことになり、1時間程度見学する予定で、10時にお邪魔した。
狭いエリアに大人の女性、大人の男性、女の子、男の子のエリアに分かれて座っているがギューギュー。
司祭?神父?がズールー語で延々と話しておられるが、我々には皆目わからず💦
全くわからない話の後、皆でいくつかゴスペルを歌う。それが何度か繰り返されるので、じっとわからない話を聞いているよりは飽きずに楽しめた。

小さな赤ちゃんもいるので、おしゃぶりを咥えさせたり、お母さんやおばあちゃんやお姉さんなどが、順番にあやしていて、声を立てさせず勿論泣かせることもない。
我々の後ろに座っていたこんな小さな子供達もお菓子や水を時たま与えられつつ、とても静かにしているのには脱帽。
司祭?神父?のお話がとぎれたところで、一斉に何人かが外に出ていくと思うと、トイレ休憩だった。
そして速やかに戻って来ると、またお話が始まる。
日本人の甘やかされた子供達の方がよほどうるさいなと。
しかし訪れた10時の時点で日曜礼拝は途中だったのだが、11時半になっても終わらない・・・
子供達よりも忍耐のない日本人2人、ガイドさんが12時になったら出ようと言ってくれたのだが、12時になっても未だ終わる気配がないのでモジモジしていると、ようやくそこで、皆の前で我々客人2人が紹介され自己紹介をするはめに。ガイドさんが我々の英語をズールー語に通訳して話してくれた。

一応、2時間半以上彼らの大事な時間にお邪魔させてもらったので、教会の改修工事への寄進をほんの少しさせてもらったところ、お礼と言うことで、聖歌隊以外は全員外に出さされ、我々に向けて歌ってくれた。
我々が去っても、未だ未だ日曜礼拝は続いていた。あとから知ったのだが、通常は2時間~3時間程度で終わるのだが、この日は遠くからたまにしか来ない司祭?の方が来られていた為、特に長いとのこと。
それにしても、凄い忍耐力。子供の頃から鍛えられていると言ったところだろうか。脱帽。
教会から戻って、今度は1時間程度のフォレストウオークのアクティビティを。


カザリナと言う樹。
オーストラリア原産で、防砂林として植えられたのだが、外来種の為ほかの植生に影響を与えていて良くない。
ツォンガ族の人達は火をおこす時に使う。

シルバーオークの樹。
樹の中心部分は矢として使うが、腹痛時の薬としても使う。
樹の中心部分は矢として使うが、腹痛時の薬としても使う。

ロープの木。
大きな他の樹に巻き付いて、徐々に締めていって
その樹を殺してしまう。

この葉に10年かかって花をつけ、その花は1年咲き続ける。ミツバチがこの花の蜜を集めるとのこと。

切ってもすぐに生えて来るので、フェンスなどに使われている樹。
水が豊富に含まれているので、ゾウが好む。
昔はこの樹の枝を歯ブラシにした。
サンショクウミワシ Fish Eagle が好んでとまる樹でもあり、
スピリチュアルな樹とも言われている。
水が豊富に含まれているので、ゾウが好む。
昔はこの樹の枝を歯ブラシにした。
サンショクウミワシ Fish Eagle が好んでとまる樹でもあり、
スピリチュアルな樹とも言われている。

アフリカンドッグローズ
実は、まるでスクランブルエッグのようで、サルが好む。
他にも、色々と教えてもらった:
・無毒なヤスデのションゴロロは殺さない。
・車の事故で亡くなった人には、山羊の血と水で遺体を洗って悪運を取り払う。
・一番小さなアンテロープのダイカーは食用とし、美味しいとのこと。他にも以前はカバも獲って食べていた。
・サソリは2種類棲息。
ロッジに戻って遅いお昼ご飯を。





お昼の後、しばし休憩し、今度はアフタヌーンティー。
このキャロットケーキ、結構おいしかった。
このキャロットケーキ、結構おいしかった。
腹ごなしの為に、ビーチを散策。その様子は<5>で。
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