今回のザンビア旅行の目的は、ライオンやチーターと一緒に歩けるアクティビティに参加すること。
Mukuni Big5 なる所へ。

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まずはレンジャーさんが、撫でて良い場所やダメな場所などを説明してくれる。まるで大きな猫で、ゴロゴロと音を立ててリラックスしていた。
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ガーデンルートのカンゴー野生動物園で、チーターには触らせてもらったが(その様子は こちら)、ここでは一緒に歩ける。
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メスは子供と一緒に尻尾を使って遊んだりするので、尻尾をつかまれても嫌がらないが、オスはダメとのこと。この子はリリアンと言う名前で、4歳6か月の大人。
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まるで猫。とっても可愛い。

しかし、我々では全く気付かなかったのだが、森の中で何か動物が遠くに居たらしく、いきなりオスもメスも反応していた。

そしてお待ちかね、ライオンと。
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オス(右)はマイロ、メス(左)はモナで兄妹。 3歳4か月なので、未だオスの方の鬣が短い。チーターと同様、一方向に撫でるようにするのだが、チーターよりも毛がすべすべ柔らかい印象。顔の髭の部分が、人間の指紋のように個々に違うので、それで個体を判別するとのこと。
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猫パンチならぬライオンパンチがある時、この親指?の爪が威力を発揮するのだそう。
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ボールを投げたりするとまるでこちらも猫のように遊んでいた。

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チーターと違ってハーネスなどはしない。ライオンの気の向くままで、後ろを付いて歩く感じになる。
一緒に参加していたのは皆インド系のおじさんやお兄さんばかり。レディーファーストにして頂けるのは嬉しいが、実験台にされているような気がしないでもなかった・・・
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ライオンの場合、座っている時に尻尾を触られるのは嫌がるが、歩いている時には、オスでもメスでも尻尾を持つことが出来る。痒いのかな?と顔を小枝にこすっていて、その後にマーキング!見事に宿六はオスのおしっこをかけられていたが(笑) これも貴重な経験。

4~5歳からブリーディングを始める。寿命は野生の場合15~20歳、動物園などでは30歳。
消化器官は非常にゆっくりなので、餌は1週間に1度土曜日にロバを与えているとのこと。ええっ? この日は土曜の早朝。未だ食事をしていないだろうから、一番お腹が空いている時だったのかと思うと・・・💦💦💦

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カラカルとも歩けるプログラムもあるのだが、我々はそれには参加せず。

ここではライオンは大人が11頭、子供が7頭いるのだそうだが、通常野生では、ライオンのプライド (グループ) を率いる雄が、若い雄に追い出されてしまうと、もと居た雄の血をひく子供は皆、若い雄ライオンに殺されてしまう。減っているライオンの数を増やす為に、そう言った子供を救うこともこの施設の目的とされており、野生に返すこともしているのだそう。しかし、ネットの書き込みなどを見ていると、こう言ったアクティビティに使われ、繁殖能力もなくなった老ライオンなどが、狩猟を目的としたゲームリザーブに売られ、ハンティングの対象になることもあるのだとか。またまた考えさせられるハンティング事情・・・