首都ヴィンドックで一泊した翌日。
ドイツの植民地だったこともあり、
ホテルの朝食にはプレッツェルなども。
一路レンタカーでカラハリ砂漠へ。
スプリングボックなどの毛皮を売っていて、左の人のように、車が来ると道路沿いで、広げて見せていた。
一台の黒塗り乗用車が我々の後ろから青いライトを点滅させながら猛スピードでやって来て、勢いよく我々を抜いたかと思うと、対向車線にまで出て蛇行運転を始めた! 何事?と思っていると、ようはそれは両側車線の露払いの役目だったようで、対向車の大型トラックもいきなり草地まで除けて停車。
その後を、何台もの黒塗りSUVが駆け抜けて行った。要人が乗っていた模様。
またしばらくすると、今度は後ろからパトカーがやって来た。
また来たか?と除けて停車すると、パトカーは我々を抜いた後、わざわざ非常点滅灯をパカパカ点滅させて、有難うと示してくれた。
パトカーから有難うとサインをしてもらったのは初めて!
ひたすら荒涼とした景色が続く。
ロッジに向かう前に、Hardap National Park に立ち寄ってみた。
この国立公園は2万5千ヘクタールあり、25キロ平方キロのハーダップダムは、ナミビアで一番大きなダム湖。
見たことのない花木が多かった。
クイーバーツリー と言われる。 Kokerbooms
アロエと同じ属で、ブッシュマンが弓を入れるケースに使っていた。
ナミビアの50セント硬貨のデザインにもなっている国の樹。
和名不明 Mountain Wheatear
Oenanthe monticola
ドイツの植民地時代の1912年に、列車の駅が設置され造られた街のマリエンタール Mariental 。
画像には写っていないが、肌の色が浅黒く、髪もそれほど縮毛ではない人達が結構いた。
コイ族の流れをくむナマ族と言われる人達で、マリエンタールを中心に居るのだそう。
マリエンタールを後にして、ロッジへと向かう。
シャカイハタオリ Sociable Weaver の巣。
非常に大きな巣を、親から子供、そして孫へと何代にも渡って作っていき、重いものだと100キロほどにもなる為、重みに耐えかねて枝や木が折れたり、巣が落ちることも。
大きなトカゲが道路を横切っていて、慌てて止まったのだが、トカゲも車が来ていたことを察知してその場で低い姿勢をとって固まった。その後、大丈夫だったので、トカゲもすたすたと横へ。ちゃんと危機回避のポーズをとるんだと驚き。
ロッジのある敷地のセキュリティゲートからロッジまで約5キロの間にも、生き物達が。
スプリングボック
ダチョウ達は俊足を生かして逃げていった。
アフリカコシジロハゲワシ White-backed Vulture
Gyps africanus
ケープアラゲジリス
Cape Ground Squirrel
Cape Ground Squirrel
ロッジに到着。
車から荷物を降ろしていると、誰が来たの?と言わんばかりに興味津々な様子で、オリックスがやって来た。
別に飼っているわけでもなく、野生なのだが。
部屋は四方に窓があり、すぐそばに生えている木にはマミジロスズメハタオリの巣がたくさんあったり、そばまで動物達がやって来る。
部屋から観た生き物達。
サザナミシャコ Red-billed Spurfowl (Francolin)
Pternistis adspersus
マミジロスズメハタオリ
White-browed Sparrow-Weaver
Plocepasser mahali
オリックスだけでなく、エランドも来た。
レストランなどのあるメインロッジに行くと、プールのそばまでオリックスが来ていた。
3時からはアフタヌーンティーとして、ケーキ2種類とお茶を。
その後、ゲームドライブに行った。その様子は<4>で。
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