今回我々が行ったロッジは、カラハリ砂漠の最西端に位置するのだが、その地形が面白い。

グーグルアースの衛星画像だが、まるで木の樹皮か何かのように筋が入っている。実はその赤い筋がデューン (砂山) となっていて、赤い筋と筋の間がその谷間で少しは草が生えている部分。西のナミブ砂漠の方から風で運ばれて来た砂が、風によって砂山部分と谷の部分とになったもので、今はもう風によってこの地形が動くことはない。鉄が多く酸化して赤くなったナミブ砂漠よりも、他の鉱物も入っているのでやや赤黒い色となっているのだそう。

ゲームドライブで出会った生き物達。

ミナミキバシコサイチョウ Southern Yellow-billed Hornbill, Tockus leucomelas
ガイドさん曰く、「フライングバナナ」と(笑)

以前はこの鳥が、ナミビアの国鳥だったが、今はアフリカオオノガンに取って代わられたとのこと。


カンムリショウノガン Red-crested Korhaan, Lophotus ruficrista

飛べる鳥としては世界で一番重たい鳥。これはメスだが、重たいオスだと、18~20キロもある。


ウォーターバック






そして、我々の今回のナミビア旅行の目的はミーアキャットを見ることだから是非見せて!とガイドさんにお願いしていたところ、無事発見してくれた!!


我々のロッジがあったりゲームドライブをするエリアは、ジャッカルはいるがハイエナなどはおらず、歩くことが出来るのだが、更にその中の一部を囲った場所へと入って行ったところ・・・


もともとオス1頭、メス2頭が居たのだそうだが、一昨年そのオスもメス1頭も亡くなり、このメスだけが残った。新しく若いライオンなどを持って来ないのか?と聞いたところ、ナミビア政府が動物達を自然の環境下で過ごさせる為、ここにもう新しいライオンを連れて来ることは禁じており、このメスライオンは残る生涯を一頭で過ごすことになっているのだそう。そしてもう老齢化していて自分で餌を獲ることが出来ず、レンジャーさんが餌を与えているので、まるで動物園だよね、とガイドさんが苦笑。確かに結構オデブなライオン婆ちゃん。しかし、一緒にサファリカーに乗ったのはドイツからの観光客のグループで、そのような事情は知らず、ライオンを見て一番盛り上がっていたし、夕食時にもオランダから来た観光客の親子がライオンを間近で見られたのが感激だったと言っていた。。。


ゲームドライブを終えて、ロッジに戻り、夕食を。



スプリングボックのステーキを。程よいミディアムレアで美味しい。

このケーキは、上のクリームが重たすぎてちょっと閉口かな。

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