1860年以降、サトウキビのプランテーションの労働力として、同じようにイギリスの植民地だったインドから、多くの労働者が連れて来られた。そして現在では、インド本国に次ぐ、インド系の人達のコミュニティがダーバンには存在し、約40ものヒンズー教の寺院もある。
遠くヒマラヤからやって来たアーリア人ともともと居た南部のドラヴィダ人にヒンズー教は広まるも、南北で様式が異なるようになった。
そして、ダーバンに於ける北部インド建築は、建物の周りを歩く仏教の影響を受けていて、中央に高い塔を要す。
南部インド建築は、ガンジス川を象徴する水平をモチーフとし、ヒマラヤ山脈に見立てた階段状の寺院や、神様は洞窟に置かれるなどしている。
ライオンは権力、牛は力や優しさなどを示し、さまざまな像があるが、もともとは厳しい決まりで造られていたものの、鷲のようなガルーダになるなど時代と共に変わって来ている。
Cato Manor Hindu Temple
1918年に建てられ、1932年に彫刻がほどこされた塔が出来た。
Ganesa Temple & Shiva Temple (Wayside Shrine)
Ganesa Temple は1898年、Shiva Temple は1912年に建立され、アフリカで一番古いと言われている。







Gengaimman Shrine
1909年建立。Gengaimman は川の女神。

あまりに小さな祠のような建物だったのだが、多くの人がお参りに来ていた。


Juggeranath Puri Temple
マンゴーの樹に囲まれている。1901年建立。ナショナルモニュメントと制定されているのだが、マハラジ一家が所有していて近代的に変えてしまっている。



Shree Poongavana Amman Temple
1900年建立。個人の所有なのだそう。


Svea Alayam Temple
広い敷地の入り口に、大きな像がある。


Tinley Manor Shiva Temple
1913年建立。









Umbilo Shree Ambalwanar Alayam Temple
もともとの建造物が洪水で壊れてしまい、1947年に建てられた。
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