この冬は3年ぶりにサーディンランが来た上に、ほぼ毎日のようにサウスコーストの何処かでイワシ漁がおこなわれている。前の週末にも楽しんだのだが(その様子は こちら)、何年かぶり、しかもこのシーズンしか見られないものなので再度行くことに
Port Shepstone 界隈で前の週末は見られたので、そちらまで行っている途中、ずっと近くの Toti Beach であがっているとのこと。慌ててUターンして行ってみた。
6月30日 Toti 海岸

色々なネッターさんがいたおかげで、漁のプロセスなどを良く見ることが出来た。

ボートでイワシの魚群を見つけた後、網を仕掛けて、ダイバーさん達が3~4人でその網の引き具合などを陸の人達に指示を出す。

その指示を受けて、陸の担当者が、黒人の若い網の引手に指示を出す。


網を引くところからはこんな感じ↓

大きな網元となると、他の人達に獲ったイワシを盗られないようにと、網を高くネットのように張り巡らして、ネットで作ったトンネルの中でイワシを収穫し、そのままトラックへと積み込む。
ネットのトンネルの様子↓

小さなネットをかけている所は細くネットを巻き込んで、先端部分のイワシを収穫。おこぼれにあずかろうと大勢の人達が取り囲む。

網と共にやって来た?網から溢れ出た?イワシを取ろうと、これぞまさしく、イワシの摑み取り。
老若男女、人種も関係なくイワシの摑み取りで大はしゃぎ。↓

ピチピチ、物凄い勢いではねていたのだが、イワシがこんなに高くジャンプするとは知らなかった!



お父さんは控えめに。

この子は大漁!





3年前に見に行った友人から、網をひいたりする時に、黒人の人達が歌を歌いながら作業をするよ、と教えてもらっていたのだが、未だ歌を聴いたことがなかった。と、一番駐車場から遠い所で漁をしているグループから、歌声が聞こえて来たので、行ってみた。


動画などを撮らせてもらっていたのだが、そうしたら、私の足元にイワシを2匹投げてくれた。ピチピチしているイワシに喜んでいたところ、私の所に画像の長いジャケットを着た漁師君がやって来たので、てっきりその2匹を盗っただろうと怒られるのかと思いきや、私が持っていたビニール袋にイワシを詰めてあげるからそのビニール袋を渡せ、と。良いの?と半信半疑だったところ、どんどん私のビニール袋にイワシを詰めてくれ、中国人か?と。いやいや、日本人だ、と言ったところ、サッカー頑張ってるねと。ちょうど、ポーランド戦の翌日だったので、ラスト10分が残念だったけどねぇと私が言ったところ、オオウケ。
中国人は南アに多く住んでいるが、日本人の私は旅行者と思ったのか何なのか、イワシを掴んでいる彼は何度も 「南アにようこそ!」 と言ってくれた。
もともとこの日は友人にイワシを2ダース買って来てと頼まれ、我が家分としても1ダースを最初に見つけたネッターさんから買っていたのだが、あれよあれよと彼らからタダでイワシをもらうことに。
数えてみたところ、買った36匹を除いて合計で96匹ももらってしまった!!!
結局友人達に80匹を配り、残りを調理。
前回は、お刺し身、カルパッチョサラダ、フライ、蒲焼き、つみれ汁にしたのだが、今回はフライ以外の新メニューに挑戦。


ハンバーグ

恒例のフライ

南蛮漬け
サーディンランを見て楽しみ、食べて楽しみ、と2週連続でイワシ三昧に満足満足。
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