サトウキビ畑が多い我々の地域では、冬になると(6月頃~9月頃まで)、野焼きが行われる。


お昼間のみならず、夜もやることもあるので、夜景としてみるとなかなか綺麗。その様子は こちら
高速道路脇で派手にやったところ、煙が充満し、消防車まで出動した、マッチポンプ状態の野焼きも偶然見た。その様子は こちら
そして、サトウキビ畑のみならず、時期になると道路脇の雑草なども焼いてしまう。その様子は こちら
ダーバンの空港の周囲もサトウキビ畑なので、やはり普通に焼いていた。管制などに問題ないのかな?と思ったのだが。

上空から見ると、こんな感じ。

野焼きについて、以前に少々調べ載せたので重複内容となるが、リマインドとして:
クワズルナタール州では、そのうちの391キロ平方メートルがサトウキビ畑で、毎年約79憶6176万ランド(=約796憶1760万円)もの収入を得ている。
通常、野焼きの目的は、何年も収穫し続ける為の土壌を保つ目的や、ヘビや有害な虫や成長を妨げる雑草などを駆除する為でもあるが、サトウキビ畑の野焼きは、その収穫前に行われる。
サトウキビ畑の約9割が野焼きされ、残る1割だけがそのまま収穫されている。
野焼きの場合は、
・温室効果ガスの放出
・電線や電線の鉄塔などを傷める
・煙が道路の視界が悪くなるなどを引き起こす
・大気汚染が健康被害を生み、喘息などを引き起こす可能性もある
野焼きを原因とするさまざまな弊害を鑑みれば、そのまま収穫する方がずっと良いように思えるのだが、さまざまな意見がある。
野焼きを行わずに収穫をすると、
・そのまま収穫する際に、葉や不必要な部分を取り除かねばならず、取り除いたものはゴミとなり、その処理の手間とコストがかかる。
・ゴミをそのまま放置しておいては作業効率が悪く、より湿けてしまい、寒い地方では、そのゴミにより土地を冷やしたままとなり、水はけを悪化させ霜の被害を生むという意見に対し、そのゴミはバイオ油、バイオガス、炭に利用できるので、より有益という意見。。。
・より多くの人出や耕作機械が必要という意見に対し、農家は人手や耕作機械に支払う費用と同じレートでそのゴミを売ることが出来るので、より費用がかさむことはないという意見。。。などなど。
勿論、南アの農業省は、温室効果ガスの排出量を減らす為には、野焼きは奨励していないが、現状は:
現在、サトウキビ畑の野焼きは合法化されていて、地区で管理されている。
山火事や草原の火事を防ぐ為に、農家はあらかじめ行政に、場所、目的、日程と時間、天候による日程変更の予備日などを明記して申請料と共に申請し、行政からの許可を得る。また、土地所有者は農地から150メートル以内の人達に、7日以内に健康上の問題も含め野焼きの時には退避してもらうよう知らせなければならないと定めているが、この申請が、野焼きの軽減にはつながっていないのも事実。
サトウキビ畑の約9割が野焼きされ、残る1割だけがそのまま収穫されている。
野焼きの場合は、
・温室効果ガスの放出
・電線や電線の鉄塔などを傷める
・煙が道路の視界が悪くなるなどを引き起こす
・大気汚染が健康被害を生み、喘息などを引き起こす可能性もある
野焼きを原因とするさまざまな弊害を鑑みれば、そのまま収穫する方がずっと良いように思えるのだが、さまざまな意見がある。
野焼きを行わずに収穫をすると、
・そのまま収穫する際に、葉や不必要な部分を取り除かねばならず、取り除いたものはゴミとなり、その処理の手間とコストがかかる。
・ゴミをそのまま放置しておいては作業効率が悪く、より湿けてしまい、寒い地方では、そのゴミにより土地を冷やしたままとなり、水はけを悪化させ霜の被害を生むという意見に対し、そのゴミはバイオ油、バイオガス、炭に利用できるので、より有益という意見。。。
・より多くの人出や耕作機械が必要という意見に対し、農家は人手や耕作機械に支払う費用と同じレートでそのゴミを売ることが出来るので、より費用がかさむことはないという意見。。。などなど。
勿論、南アの農業省は、温室効果ガスの排出量を減らす為には、野焼きは奨励していないが、現状は:
現在、サトウキビ畑の野焼きは合法化されていて、地区で管理されている。
山火事や草原の火事を防ぐ為に、農家はあらかじめ行政に、場所、目的、日程と時間、天候による日程変更の予備日などを明記して申請料と共に申請し、行政からの許可を得る。また、土地所有者は農地から150メートル以内の人達に、7日以内に健康上の問題も含め野焼きの時には退避してもらうよう知らせなければならないと定めているが、この申請が、野焼きの軽減にはつながっていないのも事実。
コメント