アムシュランガの北、アムシュロッティ (アムドロッティ) Umdloti のビーチに車を停めて海を見ていた時なのだが、やや北の方の海にじっとしいる何かがあった。
船体が黒くて、上に白い荷物か何かを乗せたボートが停泊しているのかと思ったのだが、人影がない。カメラの望遠レンズで覗いてみると、なんとなんと、ザトウクジラが仰向けになって浮いていた!

ギャラリーも多く、北からゆっくりゆっくりと南に流されているその漂流クジラを皆が眺めていた。


左の写真の左側の黒人男性も、それにあやかりたいと思ったのか、大喜びしてビーチに走り寄って来たのだが、未だ海の上を漂っているのを見て、ガッカリしていた。
その話を、ズールー人の知人にしたところ、確かに黒人達は今でもクジラのお肉を食べるとのこと。獲りに行くことはないが、海岸に打ちあがったもののお肉を切って、道路沿いで、魚やキノコや伊勢海老などを違法で売っているのと同様、漂着すればクジラ肉もスタンガー界隈などで売っているのだとか。





これで今年のクジラも見納めかな?と思っていたのだが、なんと今度はこのクジラが数日かけて最後には我々の家の目と鼻の先のアムシュランガビーチに漂着。大騒ぎとなった。その様子は追って。
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