マラウイ共和国に2泊3日で行ってみることにした。
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え? マラウイって国がある? 何処? と殆どの友人達がそう言ったのだが、我々も南アに住まなければまず知ったり興味を持ったりしなかったかと思える世界最貧国のひとつ。
アフリカ大陸の南東部に位置し、モザンビーク、タンザニア、ザンビアに囲まれた内陸の小国で、マラウイ湖が国土の20%を占めている。

色が付いている所がマラウイ→




9月22日 
ダーバン6:30発 SA528便 ヨハネスブルグ7:35着
ヨハネスブルグ10:00発 SA170 リロングエ12:20着

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空港に向かえに来てくれたガイドさんが
渡してくれた旅程表には、可愛いビーズ細工が
付いていた。

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お金を換金。お金持ちになった気分。
1円=約6.4153クワチャ 
なんとなんと、100クワチャ100枚のこの札束で、
約1558円分!



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首都の国際空港の駐車料金。
屋根なしで、2時間まで500クワチャ=約78円。
一日24時間停めて2500クワチャ=約390円。








リロングエの空港から首都の中心部には寄らず、マラウイ湖に向かったので、いきなりアフリカの田舎の風景。
ロバ車。

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公共の乗り物は、南アと同様の乗り合いのミニバス、3輪車のトゥクトゥク、バイク、自転車。
自転車が一番お安く、だいたい一度乗ると200クワチャ(約31円)。

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皆で出勤?


南アのようにヒッチハイクする文化はなく、乗り物に乗らないなら、後は歩く、とのこと。






簡素な家が建ち並ぶ。
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屋根を葺く為の物が
道路沿いに売られている。







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お葬式が行われていて、親戚や近所の女性達が、弔問客用のお料理を薪を使って作っていた。

イスラム教徒以外は土葬。





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学校の先生になる為の学校。

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ビリヤードをして遊んでいた。



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長老派教会 Presbyterian Church の
女性達。

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女性が腰に巻いているのは、チテンジェと言うもので
普段着。




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ンゴニ族の人達。南アのズールー族と似た格好をしていたが、南アからやって来た民族とのこと。

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色とりどりの旗が挙がっている。
お店の広告かと思いきや、来年大統領と国会議員の選挙が行われるので、各政党の旗がもう挙げられプロモーションされているのだそう。





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マーケットがたっていた。







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自転車を洗車





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洗濯は、川に。









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バオバブと言えば、マダガスカルのバオバブ街道が有名だが(その様子は こちらこちら)、いやいや、こちらも捨てがたい。湖が近くなって来たこの一帯はバオバブがあちこちに。


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樹齢がどれぐらいかわからないが、立派なバオバブ。

マダガスカルのように、個性的なバオバブに名前を付けるなど観光資源にして、旅行者を呼び込めば良いと思うのだが、地元の人達はバオバブの果実でジュースを作るぐらいで全くバオバブに興味がないとのこと。
勿体ない!



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この後、サリマ Salima の街の近くにある Gwirize 村へ。チチェワ族の仮面ダンスであるグレワムクルを見学。その様子は <2> や <3> で。
この日教えてもらったことの備忘録:

総人口は約1600万人。
13の民族がおり、大多数はチチェワ族。

2割がイスラム教徒で、他は色々なキリスト教系の教会に所属している。
金曜日はイスラム教徒、土曜日はバプティスト教会の信徒、日曜は他のキリスト教徒が礼拝する。

メイズ (白いトウモロコシ) で蕎麦がきのように煉って作るシマが主食。
ただし、マラウイの北部はシマではなく、キャッサバが主流。

主な農産物は、タバコ、コーヒー、お茶。

モザンビーク、タンザニア、ザンビアに囲まれているが、マラウイ人や隣国の人達は、国境100キロ圏内では、ビザもパスポートも不要でお互いが行き来できる。ただし街に行くには、身分証の紙が必要。

観光客としては、スコットランド人やスイス人が去年は多く、インド人などは彼らのツアーに入って来ることが多い。韓国人、台湾人、日本人の観光客も居るが、少数。
中国人は、マラウイに仕事をしに来ている人ばかりで観光には来ていない。
アメリカ人はボランティアとして来ている。

値段の高いお肉の順として、牛・羊(イスラム教徒向け)>山羊>豚>鶏。
マラウイ湖で獲れる魚も多いが、流通に問題があり、高価。
ネズミ系も食べる。腹部が白い土を掘るマウスは塩茹でにして干し、シマと一緒に食べる豪華な食事で、人気が高くなって来た。家の屋根裏などに住み着く腹部が黒く尻尾の長いラットは食べない。

9月~12月までは乾燥して暑く、最高気温は42度ほどになり、11月~12月は雨も降る。6月~7月は少し雨も降るが一番涼しい。