我が家から車で20分もかからない場所に、クワズルナタール州で一番規模の大きな、300万羽~500万羽と言われるツバメがやって来る渡りの場所があると教えてもらって観に行ったのがかれこれ5シーズン前。
当時ツバメは、10月半ば~4月半ばまでやって来ていて、観に行った1月は数は少ない方だと聞いていたのだが、それでもそのおびただしい数に驚かされた。(その様子は こちら

そろそろ又見に行きたいなと思っていたところ、すっかり異変が。以前の2シーズン、つまり2016~2017年シーズンと2017~2018年シーズンは未だかつてない最悪のシーズンだったそうで、2016~2017年シーズンはわずか11月7日~12月18日までだけ、2017~2018年シーズンは11月14日~12月24日までだけしかツバメが現れなかったのだそう。
イメージ 1
そして今シーズンは、過去2シーズンよりはマシとは言え、以前ほどの数はなかなか来ておらず、ずっと定点観測をしている担当の方も、5年前に見たツバメの寝床の葦が枯れて来ている為に、近くにあるもう1つのフロッグポンドと言う葦の群生地とを往復して、どちらかに来るツバメ達を待つしかない、とのこと。
イメージ 2
こちらがフロッグポンド

ツバメが現れる前に、他の鳥達が出て来てくれた。

イメージ 3
テンニンチョウ Pin-tailed Whydah, Vidua macroura
イメージ 4
クビワゴシキドリ Black-collared Barbet, Lybius torquatus

イメージ 5
ハタオリドリか カナリアかな?

徐々にツバメがやって来た!

イメージ 6
ツバメ Barn Swallow, Hirundo rustica

イメージ 7
コズアカコシカツバメ Lesser Striped Swallow, Cecropis abyssinica

イメージ 8
この日は、フロッグポンドの奥の方を目指しているようだった。

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11
まるで申し合わせたようにおびただしい数のツバメが一斉に葦の寝床にすっと入る姿は見ることが出来ず、残念だったが、今シーズンは全く現れてくれない日もある中、見られて良かった。