12月の2週目あたりになると、ライチが収穫され始める。


レイシ(茘枝、学名:Litchi chinensis)はムクロジ科の果樹。中国の嶺南地方原産で、熱帯・亜熱帯地方で栽培される。
モーリシャスでも、たくさんのライチがあったが、「生育期の春から夏に高温多湿で多雨でありながら短い冬が存在し、無霜地帯で年最低気温が氷点下に下がらない事が条件」 とあるので、なるほど我が家の界隈が栽培にはうってつけのよう。

このライチ農場では、樹齢80年以上のライチが今もって結実しており、約300本の樹がある。中国では樹齢1000年以上で今尚結実させているものもあるのだとか。
樹になっている時にしか熟さない為、早目に取って熟すのを待つことは出来ない。樹が非常に大きい為、梯子をかけてひとつひとつ手で収穫するが、早朝に行われる。
樹になっている時にしか熟さない為、早目に取って熟すのを待つことは出来ない。樹が非常に大きい為、梯子をかけてひとつひとつ手で収穫するが、早朝に行われる。
「alternate-bearing 隔年結実」 で、需要と供給のバランスで値段が決まる。
また、ライチ泥棒も絶えない。
24時間管理するセキュリティを雇っているそうだが、高速道路沿いや料金所の界隈で、シーズンになると地元の黒人が売っているが、中にはライチ農場から泥棒した物もある。その為、農場側は、正式に小売業者に証明書を出しているのだそう。
24時間管理するセキュリティを雇っているそうだが、高速道路沿いや料金所の界隈で、シーズンになると地元の黒人が売っているが、中にはライチ農場から泥棒した物もある。その為、農場側は、正式に小売業者に証明書を出しているのだそう。

12月16日にライチを買いに行った時は、すでに売り切れ。
次の収穫は18日とあり、20日から旅行に出てしまったので
12月は買えず。

1月14日に再度友人達と行ってみたところ、ラッキーなことに未だ売っていた。3年前は2キロ60ランドだったのが、今季は2キロ80ランドになっていた。


左は、南アでは一番の高級スーパーマーケットであるウールワース Woolworth で買ったライチ (600グラムで45ランド)。右は今回ライチ農場で買ったライチ。ウールワースの方が大粒で揃っている。農場で買った方は、可愛い子供?がくっついているのもあり、粒の大小もバラバラだが、やはり鮮度も良いのでジューシーな印象。
コメント