ウーバー Uber (米国の企業であるウーバー・テクノロジーズが2009年から運営する自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリで、現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開) が、南アにやって来て徐々に浸透し始めた頃は、従来のタクシー運転手から、それはそれは猛抗議があった。

2016年の様子だが、テレビのニュースでも、ヨハネスブルグのタクシー運転手からの抗議の様子が報道されていた。



特徴としては、一般的なタクシーの配車に加え、一般人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運ぶ仕組みを構築している点で、顧客が運転手を評価すると同時に、運転手も顧客を評価する 「相互評価」 を実施していること。(wikipedia から)

南アにおけるウーバーのお値段は、1キロ当たりR7.5 (=約60円)、一分毎にR0.75 (=約4円)
ウーバーのホームページによれば、南アで車を所有した場合、一台当たり年間R61000、パーキングにR1560、保険にR18000、洗車にR1800、免許や有料道路にR2000、ガソリンにR27000かかるので、年間R111360 (=約879744円) かかる。
平均的には、南アで運転する場合一日に40キロほど走行するので、車を所有するよりも、ウーバーに乗ることで年間約R14000 (=約110600円) セーブ出来るとうたっている。
車は確かに皆の足ではあるが、走行距離など個人差もあり、一概には言えないと思うのだが。。。
レストランのお手洗いのドアには、
UBERを使って気軽に来てくれと。
インドでは、ウーバーの運転手による乗客のレイプ事件が発生し、ウーバーが禁止となったと聞く。
一方、日本では・・・
2013年に導入されかかったが、国土交通省から 「自家用車による運送サービスは白タク行為に当たる」 として、サービスを中止するよう指導が入り、同年3月にサービスを中止。
2015年に、「過疎地などで観光客の交通手段として自家用自動車の活用を拡大する」 ことから規制緩和が検討されたが、対象は地方を中心とする国家戦略特別区域と。
2016年に京都府京丹後市のNPO法人がUberの仕組みを採用して、一般人による有償旅客輸送を開始。
2015年に、「過疎地などで観光客の交通手段として自家用自動車の活用を拡大する」 ことから規制緩和が検討されたが、対象は地方を中心とする国家戦略特別区域と。
2016年に京都府京丹後市のNPO法人がUberの仕組みを採用して、一般人による有償旅客輸送を開始。
我々も徒歩では行けないレストランに行く際に良く利用させてもらっているが、ダーバンよりも先んじてウーバーが始まったヨハネスブルグでは、従来のタクシー運転手達が仕事が駆逐されたとして、抗議。
宿六は、出張でフランスに行った際、フランス語が話せないので、パリでウーバーを依頼し、非常に便利だったと喜んでいた。恨んだ従来のタクシー運転手が、ウーバーの運転手を襲う事件が頻繁に発生。その為、ウーバーに乗った乗客の金品が狙わるのではなく、運転手が襲われる可能性があることから、ウーバー禁止としている企業も。
ダーバンではそこまで激しい抗議はなく、通常学校の送り迎えを両親などがするところ、南ア人のお母さん達は、ウーバーを雇って何人かの子供を相乗りさせて通学させているケースも。
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