メロエで迎えた朝。
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この日の朝食にはパンケーキも。



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何処に行っても長蛇の列で2~3日は列で待たないとガソリンが買えない。時間が限られている我々は、闇業者から買うしかない。
1タンク10リットルで、闇値段で300スーダンポンド (=約696円) のところをディスカウントしてもらい250スーダンボンド(=580円)に。一般価格の4倍と言われている。
つまり、一般価格だと、リッター当たり約17円程度!
近隣諸国の価格に比べても安過ぎる!
リッター当たり17円でも高いと言って抗議活動が起こっているのには驚かされたが、産油国として以前はもっと安かったことに慣れている人達には分かり得ないことのよう。


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一面のタマネギ畑。
タマネギの高騰で、高く売れるタマネギを農家はこぞって作っているのだが、農家の人達には学がないため、毎年タマネギを作っていては地力が失われるということがわからない、と、地質学を学んだ大卒のドライバーさんは嘆いていた。
南部ではタマネギを栽培することが出来ない為、過去6年間、国連が他の国からタマネギを買って南部にあげていたとのこと。
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あまりにもシュールな案山子。
ミイラ化したロバが💦💦💦



所謂ドライブインのような所で、コーヒーを飲むことに。
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ダルフールからやって来たと言うおばちゃんが、英語が話せたのにはビックリ! 
一杯だけ注文したのに、サービスだと2杯入れてくれたジンジャーコーヒー。



ムサワラット Musawaart

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その名も
ライオンテンプル









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内部は、あちこちにライオンが彫り込まれている。







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ライオンがまるで、飼い犬のように首に縄が付けられている!
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ゾウの彫刻も! 当時はもっと緑も豊かで、ゾウも居たもよう。

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まるで餓鬼のような・・・









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ゾウとライオンがコラボ








建物の外側にも立派な彫刻が。
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壁がそのままパタンと倒れた為、紛失したパーツが少なくて済んでいる。


メロエ王国の土着神であるライオンの神様のアペデマーク神も描かれている。






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水を汲みに来ていた子供達。
たくみにロバを操っているのはさすが。






アベデマーク神殿

クシュ・メロエ王国時代の遺跡。
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入り口の両側にヘビの彫刻があったのだが、なんとホンモノの毒蛇をセキュリティの人が見つけて退治していた。









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この巨大な建物の用途は正確にはわかっておらず。










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なんとなんと、ゾウさんが!!
神殿説、ゾウさんの像まであるのでゾウの飼育施設説、大学説などさまざま。。。


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今もドイツの考古学者が研究をしており、発掘途中の場所も。

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ナカ Naqaa

アモン神殿

紀元前12年~紀元12年 古代クシュ・メロエ王朝時代の神殿。

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羊とライオンを併せたスフィンクスがずらっと並ぶ。




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ヒエログリフに似ているが、メロエ文字が彫り込まれている。


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階級別に別けられている祈りの場。


ナイル川からは非常に遠く50キロも、ハルツームからも175キロも離れているが、谷からの水を井戸で汲み上げていた。

ナカには、他にアペデマーク神殿やキオスクと言われる建造物がある。それは<17>で。