元大統領のズマ氏は、汚職・詐欺・公金横領などの16もの嫌疑がかけられており、大統領の地位は追われたものの、今もって自由の身で、裁判が今も続いているのかどうなんだか。。。

ンカンドラ Nkandla にある自然保護区 Nkandla Nature Reserve に行く途中に、疑惑のズマ前大統領が公私混同の顕著な例として糾弾されたズマ御殿があるので、物見遊山で行ってみた。

イメージ 1

新聞の一面などにしょっちゅう載っていた家並なのですぐにわかった。
イメージ 2

が、実際にはもっともっと広大な土地だった!
イメージ 3

私が写真に収めたのは、この画像の②に過ぎない💦
① 
ズマ氏のもともとのロンダヴェル(南アの土壁と草ぶき屋根の円筒状の住居)は、2000年に建てられた。
130万ランド (=約1027万円)
ズマ氏曰く、家族が支払ったとのことだが、6つの建物を造るにあたり、公共事業として建設業者一社に4800万ランド(=約3億7920万円)を支払った。

州がズマ氏の新しい建物に防弾ガラス代300万ランド(=約2370万円)を支払った。
ズマ氏の所有地に張り巡らされたセキュリティフェンスは、公共事業として920万ランド(=約7268万円)
移動式の住居は公共事業として240万ランド(=約1896万円)
このンカンドラ Nkandla と、クランスコップ Kranskop を結ぶ道路を、自治体が5億8200万ランド(=約45億9780万円)かけて道路を舗装した。
ヘリポートは、ズマ氏とその来客の為に州が造った。
25の新しい建物を造る為に、公共事業として一社の建築会社に6600万ランド(=約5億2140万円)が。

ズマ氏のボディーガードの為のサッカー場
ズマ氏の親戚の家々。報道によれば、公共事業としてこれらの家々に電気を通したとのこと。

しかし、この凄いエリアに辿り着くまでの景色はと言うと・・・
イメージ 4
のどかな田舎状態

イメージ 5
一般家庭はこんな感じ。

イメージ 6
牛も山羊も、普通にその辺りにいる。
イメージ 7
ガソリンスタンド!!
そして勿論、この大自然の中なので、鳥さんも。
イメージ 9

イメージ 11
エボシクマタカ Long-crested Eagle, Lophaetus occipitalis

イメージ 10
これは幼鳥なのか、アフリカソウゲンワシ Tawny Eagleなのか不明。

イメージ 8
そんな田舎なのに、全く傷んでもいない綺麗な舗装道路が続く・・・
この後、本来の目的地である、自然保護区に行き、一番見たいと思っていたエボシドリも見ることが出来た。しかし、しかし、ズマの祟りか呪いでも受けてしまったと思える出来事が・・・ その様子は こちら