レユニオンの東海岸沿いに、北から南までを来た時点で、ガソリンを入れたい。
しかし、何か所も探したのだが、元旦だった為にガソリンスタンドがお休み。。。仕方がないので、先に St.Pierre まで行ってガソリンを入れ、Uターンした頃には、なんとなんと、ガソリンスタンドに長蛇の列。

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まるでスーダンで見たガソリンスタンドの大渋滞のようだったが、ほんの10分ほど彼らよりも先に給油した時は全く並んでいなかったので、ラッキーだった。






改めて、南部から西側を北上して、北にあるホテルまで。

Grande Ans

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結婚の写真を撮りに来るメッカなのだそう。








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結構高い波がやって来ていたが、火山の溶岩で造った海のプールまでは波は来ないようだった。








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ここの砂は、溶岩の黒い粒とが
混ざっていた。


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コウラウン 
Red-whiskered bulbul / Crested bulbul
Pycnonotus jocosus
南アにはいない鳥さん。インドんどアジアにいるが、フロリダやハワイ、そしてモーリシャスやここレユニオンにも居る。


Terrez Sante

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漁村のあるビーチ










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溶岩が海に流れ込んで急激に冷やされ、海岸線を造ったのがわかるかと。









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St. Pierre


現在の首都であるサンドニ St.Denis になる前の首都。

白人、クレオール人、インド人などなど、色々なエスニックが混ざっている街でもある。




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おしゃれなレストラン、バー、クラブなどがあり、ナイトライフはこちらの方が充実しているのだそう。


この時はホリデーシーズンだったが、学校が始まると、サンドニと同様、非常に道は混むとのこと。





L'etang Sales Bains

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この海岸の砂は、溶岩ばかりで真っ黒な砂。







St. Gilles de bains
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ここだけは、サンゴ礁となっていて、砂も白く、サンゴも落ちている。

この街は、クレオールの人達が居て、その後に白人がやって来た。現在は、富裕層の白人の街。大家族や、ヨーロッパの人達が別荘にこのエリアの家々を買う。一軒90万~150万ユーロぐらい。(=約1億1300万円~1憶8890万円) 美術館やコンサート会場もあり、エルミタージュと言う場所が特にナイトライフで賑わっている。

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かつて奴隷貿易が行われた所。








北部のサンドニのホテルに戻って夕食を。

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クレオール料理の前菜盛り合わせ。
結構なボリュームだった。







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白身魚のムニエル。
美味しい!









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ネギが散らしてあって、ちょっと中華丼っぽい感じのクレオール風カレー。
ダール豆や、サンバル風のものも。








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デザートも充実。










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パイナップルのタルト。










この日教えてもらったことの備忘録:


フランス領なので、カルフールも、フォションもある。
本国と同様、VATは20%。
現在もパリなどで行われているイエロージャケットによるデモは、レユニオンでも20日間に渡って行われた。

電気は水力発電。太陽光発電もある。
70年代、80年代は、サイクロンの襲来で、電線が切れてしまって停電が起こることもあった。

エア・モーリシャスが、フランス4か所への直行便、他には中国・インドに飛ばしている。
フランス本国とレユニオンの合弁会社の航空会社もある。

サトウキビによるプランテーションが非常に盛んで、98%が砂糖に、残る2%はラムとなる。

野菜は生産しているものの、ユネスコの世界遺産などに指定されているエリアが島の面積の40%と広い為に耕作することが禁止されており、全国民の消費分には満たない。
牛肉、羊(オーストラリアから)、服飾品、色々な製品は全て輸入によるもので、魚だけは自給している。スーパーにある魚は冷凍物でお安いが、魚市場での新鮮な魚は1ポンド当たり15ユーロ、レストランだと1ポンド当たり20~25ユーロになる。

キリスト教徒が多い。中国系、インド系、イスラム系の人もいる。植民地時代には、黒人は奴隷として、そしてインド系などは奴隷にほぼ等しいような待遇の契約労働で連れて来られ、その後彼らの家族を呼び寄せて住み着いている。

隣の島のモーリシャスはクレオール語を話すのに対し、レユニオンではフランス語とクレオール語の両方。クレオール語は、より詩的で昔のフランス語に近い。

島の東側は雨が多く滝が楽しめる。西側は1年間で2週間~1カ月しか雨が降らない乾燥地でサバンナがある。西部の大地は岩なので灌漑などもし辛く、作物が作れない。北と南はどちらもあるミックスゾーン。
1~3月が雨季、6~9月が冬の乾季で時々雨が降る程度。2018年は全く冬には雨が降らなかった。
1973年と2003年に雪が降ったことがある。
南部は新しい溶岩が流れて樹が生えていない部分も多いことから、Savage South と呼ばれている。
活火山があり溶岩が流れだすことで、2004年には島が15メートル大きくなった。

島にいる野生動物で危険なものは毒ヘビと毒グモぐらいで、猿もいない。一番危険なのはサメ。
亀も産卵にやって来るが、産卵場所は観光客はもとより地元の人達も入れないようにして保護している。
固有種の鳥のドードーは絶滅してしまった。
9~11月には、クジラやオルカを見ることが出来る。イルカとカメは通年。

地名に Takamaka などとあるのだが、奴隷の名前が地名になった所も多い。

トレッキングなどが非常に盛んで、約450ものコースがある。
ドイツやスイスからのトレッキングを目的とした観光客が多い。
フランス本国からは、言葉も同じと言うこともあり、子供連れがレンタカーを借りて廻ることが多い。
6~9月が一番の人気のシーズンで、11~2月は避寒を目的にフランス本国から来る人達が多い。