

元旦に関する新聞
この日は、再び南東の海岸から、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ Piton de la Fournaise の火口を観に行くことに。

La Plaine-des-Palmistes の町の市長邸

ピトン・デ・ネージュ
Piton des Neiges
レユニオン島最高峰であり、この島を造った火山
3071メートル

この最初の山はもう活動はしていないが、南側のピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ Piton de la Fournaise は活火山。
1998年より年平均3~4回の頻度で噴火しており、昨年9月にも活動していたので、今回赤い溶岩などが見られるかと思っていたのだが、行った時はお休み。
そして今年2月から3月も真っ赤な溶岩が噴出している。
まず、そのピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ Piton de la Fournaise の最初のクレーター(カルデラ)に。

最初のカルデラ (クレーター) の縁からの眺め。
右側の絶壁がそのクレーターの縁。

まずその最初のクレーターを降りる。
すると、目の前には、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ Piton de la Fournise が! 2631メートル


そしてそのクレーターの縁から見下ろすと、、、

小さな噴火口が見える。
クレーターの内部に徒歩で降りられるので行ってみた。

レオ火山 Formica Leo
2218メートル

実際にレオ火山に行ってみると、もう何処から溶岩が噴き出たのかわからにぐらい穏やかな表面だった。
もう少し先まで行ってみることにした。


クレーターの溶岩の上に白いマークが四隅に付けられた場所がある。
登山をして怪我をしたり、噴火するなどして、緊急脱出する時の為のヘリポート。

クレーターの溶岩の上に、白いマーカーがあり、それに沿って登山出来るようになっているのだが、昨年7月13日の噴火によって流れ出して来た溶岩がそのマーカーの行く手を阻んでいた。

重たい溶岩、軽い溶岩などが、ゴロゴロと辺りに。

コルデ溶岩 Lave Cordee
かと思えば、以前のものだが、こんなひだひだのまま固まってしまった溶岩も。
ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズまでは、標識では片道2時間45分とあったが、体力も根性もない我々はご遠慮。
再び、クレーターの縁を登って戻ることに。2000メートルを超えて空気が薄いのもあって、20分程度の登りだが、それだけでも結構きつい。


コメルソンクレーター Cratere Commerson 2320メートル。
3つのクレーターが複合していて、そのうちの小さな噴火口。約2000年前に噴火。幅200メートル、深さ235メートル。

火山博物館 へ。

2つの火山が噴火して、レユニオン島が出来た様子が右から順に説明されている。

噴火時のビデオなど。


この火山の溶岩は全て東側に流れているので、南にある町への被害はない。右は、色別にいつ溶岩が流れたかを示している。
因みに、今年になって噴火した様子を。

今年の2月24日の噴火時の様子

今年の3月7日の様子
是非とも、生で見たかったのだが・・・

遅いお昼を食べに、St Pierre で一番人気の魚専門店へ。
ランチタイムは2時までと言うことだったが、遠路はるばる外国から来ている観光客がどうしても魚を食べたいと言っているからと、ガイドさんが予約の交渉をしてくれて、何とか入らせてもらった。非常に人気店で、お客さんがいっぱい。
貝類や甲殻類は一切扱っておらず、魚のみとの拘りのお店。

マグロのお刺し身

イエローフィン (ハマチ系) のカルパッチョ


お魚のムニエル。魚の種類をフランス語で名前を言われてもわからず・・・ でも、美味しい。

最後に、お店のオーナーさんっぽい人が、
わざわざ来てくれたんだからと、
風味付けされたラムをご馳走してくれた。
この後、St Pierre の町を少し散策、インド系の人達の火渡りの儀式の後のイベントも偶然見ることが出来た。その様子は<6>で。
追記:
いつもお世話になっている Tora さんと Tomo さんが火口までトレッキングされている様子をアップされています。登った人しか見ることの出来ない素晴らしい景色です。
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