5年以上の南ア生活中、ワイルドライフに関するヘビについて書いた (その様子は その1) のだが、またヘビが登場。いつも通っている乗馬場での出来事。
この日、私は朝一番に愛馬ちゃんに乗って昼前には帰宅したのだが、午後になって、乗馬場のメンバー60名程が入っているワッツアップのグループトークが大賑わい。

乗馬場のカフェも併設されている室内アリーナ入り口横の樹の枝から大きな黒っぽいヘビが垂れ下がって来たとのこと。友人達が撮った画像。
なんとそれは Spitting Cobra !!!
速攻、Snake Man と言われているエキスパートを呼んで捕獲してもらったが、足元を見ると、別の小さなヘビが居て、それは Night Adder。それを食べにコブラがやって来たようだとのこと。

見ていたひとりがそのワッツアップ WhatsApp に 「He is actually beautiful.」 とコメント。「え? ヘビが? スネークハンターのジェイソン氏が?」 とこれまたオトボケな会話がなされるなど。
南ア人のメンバーの中には、その時間帯に乗馬場にいなくて良かったと言っていた人もいたが、ミーハーな私としては、動物園や爬虫類館などに陳列されていない野生のコブラを捕獲する瞬間を見てみたかったなと。
このワッツアップでのやりとりで、乗馬場に住んでいるオーナー夫人は、その Night Adder は数日前にインドアアリーナのそばで見かけたので写真は撮ったけどそのままにしていた、今日のこの捕物帳は外出していて見損ねた!と。オーナー夫人はイギリス人なのだが、南アのワイルドライフが彼女を強くしたもよう。
このワッツアップでのやりとりで、乗馬場に住んでいるオーナー夫人は、その Night Adder は数日前にインドアアリーナのそばで見かけたので写真は撮ったけどそのままにしていた、今日のこの捕物帳は外出していて見損ねた!と。オーナー夫人はイギリス人なのだが、南アのワイルドライフが彼女を強くしたもよう。
このスネイクマンこと、ジェイソン・アーノルド氏は、以前に友人宅に出没したヘビも捕まえてくれたそうだが、今回もこのコブラを捕獲はするものの、他の場所に放したとのこと。退治しないことに正直驚いたのだが、生き物と共存している南アならでは?なのかも。

Spitting Cobra は、クロクビコブラ または クロクビドクフキコブラ。 (右の画像および以下は wikipedia より)
敵の眼を狙い、毒を吐く。その毒は3メートル弱まで飛ぶ。 毒が眼に入ると、激しい痛みを感じる。最悪の場合失明に至る事も有る。
コブラ毒の代名詞である神経毒よりも、出血毒を多くもつため、 咬まれるとその出血毒の作用で、患部が壊死することも少なくない。
コブラ毒の代名詞である神経毒よりも、出血毒を多くもつため、 咬まれるとその出血毒の作用で、患部が壊死することも少なくない。
Night Adder は、ナイトアダーとして和名がないようなのだが、これも毒をもつ。ただし、噛まれても痛みを伴う程度で命にかかわるほど毒は強くないので、噛まれても犬も死なないとか。大人でも40センチ程度と言うから、今回みつかったものも大人のよう。
このコブラ達が発見された翌週にも、このコブラよりも巨大なかま首を挙げたヘビが乗馬場の前の道を横切るところを、友人が車から見たと言っていた。ここのところ、雨が多くて、巣などが流されたりしたせいでよく出没しているのかも?と。
別の乗馬場では、馬がヘビ (種類は不明) に噛まれ、治るまでに一年間かかったとも聞く。今回コブラが発見された所では、馬はもとより子供達も普通に遊ぶエリアなので、翌朝には草を刈っていた。

おまけ画像
その翌週に、我が家のあるプロパティのすぐそばの交差点でぺちゃんこになって干からびかけている?ヘビ発見。
交通事故に遭い、強い太陽の光で干物になりかけていると言った感じの Spotted Bush Snake。
無毒だが、アフリカのヘビは非常に種類が多く、毒ヘビも多いので、ドキッとしてしまう。
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