セルフォス Selfoss 郊外のホテルで迎えた朝。
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前日泊ったレイキャビクのホテルの朝食にも出されていたのだが、タラの肝臓のオイルが。調理に使うのではなく飲むいわゆるフィッシュオイルで、身体にとても良いのだそう。ためしてみたが、油に浸かったツナ缶のオイルよりも生臭い物を飲んでいるよう。。。身体に良いからまぁ良しとしよう💦

ホテルの人懐っこい看板犬は、朝の挨拶をしてくれた後は、暖かい所でゴロンと。
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セリャランズフォス Seljalandsfoss の滝へ。
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この滝は、私がアイスランドに行ってみたいと思った要因のひとつ。1万年前までは氷に覆われ、滝はなく断崖が海岸線だった。落差63メートル。
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滝の裏側まで廻りこめるのが特徴。なかなかの迫力。裏からは、流れる滝の背後に牧草地帯、そしてその先には海が見える。
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グリューブラブーイ Gljúfrabú の滝
セリャランズフォスの側にある。洞窟の入り口のような岩と岩との狭い間を入って行く。
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落差40メートル。崖に囲まれていて、このような景色の滝を見るのは初めて。
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通称リングロードと言われる国道1号線からもセリャランズフォスは見え、いくつもの他の滝もある。
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そんな滝の流れた川には、20センチはありそうなお魚さんが!
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滝からは、はるか洋上のヴェストマン諸島が良く見えた。本島からは10キロほど離れており、15の島と30以上の小島と岩礁からなる。「ヴェストマン」とはアイスランド語では「西洋人」と言う意味で、アイルランドからやって来た修道士が最初に住んだ島と言う伝承から名付けられたが、現在アイスランドの本島以外の島には、唯一ヘイマエイ島にだけ人が住んでいる。ヘイマウェイ島は、島が誕生した時は周囲10キロほどあったのだが、雨による浸食で、今ではその半分程度の大きさしかない。他の無人島にスルウエイ島があるが、未だ若く島が出来てから50年ほどで、島の7割が火山灰。
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次のスコゥガフォスの滝に行く途中、アイスランド独特のターフハウス Turf House を見かけた。
Turf House とは、外側が芝で覆われている建物のことで、9世紀以来のアイスランドの建物だが、現在は住んではいない。土台は石を積み上げ、骨組みは木製であるものが殆どで、上を芝が覆っている。高木が生えにくいアイスランドでは木材は希少だった為にこのような建物が出来た。芝は定期的に交換する必要があり、南部で20~25年ごと、北部で50~70年ごととのこと。興味があったのだが、南部は他にも見どころが非常に多く時間がなかったので、北部でターフハウスに行くことにした。
岩にはめ込まれたような建物もあったのだが、車から慌てて撮ったので切れてしまった💦
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スコゥガフォス Skógafoss の滝 
幅25メートル、落差60メートル。
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滝のすぐそばまで高低差なく難なく行けて迫力満点。ベン・スティラー主演の映画「LIFE!」では、ネパールのヒマラヤの景色としてこの滝を撮影したのだとか。

朝日が、すぐ側で虹を作り出してくれた。
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水しぶきを浴びるので、結構寒いのだが、そんな中、肌を露出しつつ撮影している中国人の方達も。
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この後は、ディルホゥラエイやレイニスドランガルなど、アイスランド本島の最南端へ。その様子は<5>で。