セリャランズフォスやスコゥガフォスの滝などを見た後、一路本島の一番南部へ。
ディルホゥラエイ Dyrhólaey
正面がディルホゥラエイ、左端の崖(東側)がレイニスフィヤラ。まずはディルホゥラエイに。

灯台があるのだが、背後には、氷河をいただいた山々が。
西側を望む。

正面、南側を望む。

東側を。

レイニスドランガルの岩々が洋上にそそり立っているのが良く見える。巨大な玄武岩で、海面からの高さは66メートル。もともと2人のトロールが、航行していた3本マストの船を浜辺に引き上げようとしていたところ、雲の割れ目から太陽が射し、陽の光を浴びたトロールが岩になったと言われている。
レイニスフィヤラ Reynisfjara
ブラックサンドビーチとも呼ばれる黒い砂浜には、柱状節理の岩々と、レイニスドランガルが見える。

ハゥルサネフ Hálsanef の崖は、六角形の柱状節理と言われる玄武岩で構成されている。

反対側にあるディルホゥラエイを見る。

ヴィーク Vík なる町。
正式名称はヴィーク・イ・ミルダル Vík í Mýrdal。アイスランド語でヴィークは「湾」と言う意味。町の人口は300人程度。
最南端の町で給油などが出来るとのことだったので、もっと大きな町を予想していたのだが、教会と共に集落が少しある程度。

最南端を越えて、北東の方面に進む。途中、いくつも崖から滝が現れるのだが、風の為に滝が吹き飛ばされているものも。
SKAFTARELDAHRAUN(Laki 溶岩流)
この地域の溶岩は934年の Eldgjá と、1783年の Laki の噴火とによるもの。アイスランドの南東部では、BC6700年にも溶岩が流れて来ておりその時が最大で、934年時には800平方キロに渡り18立方キロ以上の量の溶岩が70キロもの距離に広がった。1783年の Laki の溶岩流の時は、面積が約600平方キロ、15立方キロの量の溶岩が65キロメートルに渡り広がった。
Laki の溶岩流により、直接の死人は出なかったものの20軒の農家を飲みこみ、火山性の有毒ガスが人間や家畜を襲い、農地や飲料水をも汚染した為、アイスランド全人口の5分の1と、家畜が半減した。その為、アイスランドからデンマークに移住する人も出た。この火山性の顕微鏡でしか見えない大気は、ノルウェーやスコットランド、そしてヨーロッパ各地から後にはアジアにまで達した。その原因は全てラキ火山の噴火ではないと言われているものの、成層圏まで達した塵の日傘効果の為に、日本でも冷夏により稲作が不作となり100万人が死亡し、日本の近世では最大の「天明の大飢饉」となった。また、フランス革命の遠因とも言われている。まさか江戸時代の大飢饉やフランス革命の遠因がここにあったとは!
Laki 溶岩には苔がむしているが、多い所では50センチもの苔が付いており、色も多岐に渡っている。苔は他の植物が育つのを阻害しているが、火山灰が降ると種などが発芽する。アイスランドで一番自生しているのが苔で、森林はわずか0.5%しかない。入植時に森林が伐採されてしまい、今は森を戻すべく植林しているが、皮肉にも地球温暖化で樹が育ちやすくなったのだとか。
因みに、アイスランドには30もの活火山があり、5年に一度は噴火している。

キルキュバイヤルクロイスト Kirkjubæjarklaustur
この町は、人口わずか約120人。レストランでランチを。
イワナはさっと焼いてあるだけのシンプルなものだが、あっさりしていて美味しい。
ラム肉のサンドイッチを。ラム肉にはマヨネーズ風のバターが合う。付け合わせにはサツマイモのチップス。まるで芋けんぴを食べているよう。
シストラフォスの滝 Systrafoss
キルキュバイヤルクロイストゥルにある滝。修道女(シスター)達の滝と言う意味。


この後、ファグリフォスの滝などを見たり、氷河の上をハイキングすることに。その様子は<6>で。







コメント
コメント一覧 (4)
クランチチョコに抹茶 言われてみると確かに・・・
お
な~が nagacumatz
が
しました
柱状節理も、こうも広々と露出してるのは、あんまり見たことない気がします。
島の成り立ちがわかりやすそうで、理科教育の場に良いかも。
修道女達の滝、斜めの滝をこんなふうに見られるのも面白いです。
巨大なスキーのジャンプ台みたい(^^;)
アイスランド語も単語をどんどんくっつけて1つの単語にしてしまう系なんですね~。
お馬さん、ふかふかした毛並みに見えます。可愛い♪
な~が nagacumatz
が
しました