この日は終日、アイスランドの伝統的建築であるターフハウスを巡ることに。

Saurbæjarkirkja
1858年建立のこの教会は、アイスランドに現存する6つのターフ(芝)チャーチのひとつ。殆どの教会は19世紀に入るまではこの工法だった。外側と屋根は、分厚い芝と石の壁により厳しい天候から内部を守っていた。内側は木の枠による設計のように見える。このタイプの教会は塔もなければ、前の切妻部分に吊られる鐘もない。12世紀終わりに、Saurbær で修道院がみつかったが、それほど長くそこにはなかったもようとのこと。
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Hólar
これかな?と思われる物が。使っているとは思えないが。
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オオハクチョウなどがたくさん。
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Laufás に到着する前にも、今でも倉庫か何かとして使っているターフハウスがあった。
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Laufás
ここにあるターフハウスでは、内部も見学できる。
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古い荘園農場で、最も古い教会は1047年と記録がある。現在の教会は1865年に建てられたもので、1698年に彫られた木製の説教壇がある。ターフ(芝)の農家が建てられたのは1866~1870年で、切妻の家屋は牧師の一家が住んでいた。切妻の上にある鴨(ケワタガモ)の彫刻はこの敷地内に巣があることを表し、それらから収入を得ていたと考えられる。
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左から二番目の開いているドアから入って行く。
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石と土を補強するべく、木がわたしてある廊下が奥や左右に続いている。とってもひんやり。
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現在の建物は1853~1882年に建てられたもので、メインのリビングは1867年に、入り口やパーラー、広間、倉庫などはそれから10年後に建てられた。主な建築様式は変わっておらず、1936年まで使われた。1957~1959年に修復されている。
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キッチン
燃料は枯れ枝、ピート(泥炭)、肥料が使われた。あらゆるお肉が天井から吊るされた台所では、アイスランドのハギス haggish/haggis (羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でるか蒸した物)が秋に作られたり、洗濯をしたり、パンが焼かれたり、肉が燻製にされるなどした。
農場の中で一番暖かい場所だったので、ここで入浴もした。ただし、平均的には当時1年に2度入浴をするだけ! クリスマスと立夏の日だけだった。
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二階にもあがれるが、非常に狭く急な階段。
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上階の方が、小さな窓が多くあるので明るい。
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倉庫はこんな感じ。
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スロープの所に建てられているので、二階部分がこんもりした部分となる。
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見学者は左側の高い建物から出るしくみ。
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住んでいた当時の様子。
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樹木が生えず厳しい自然の中、考え出された石と土の壁や芝生で覆った家屋。さぞ不便だっただろうなと思うが、と同時に人間はたくましいなと。この後も、他のターフハウスを見に。