マッドマンダンスを見たり、伝統料理のムームーを食べた後(その様子は<5>で)、ゴロカに戻ってマーケットを訪れることに。

ゴロカの町はずれにある葬儀場から車列が出て来た。亡くなってもすぐに埋葬する(キリスト教なので土葬)のではなく、南アでもそうだったが、しばらく冷蔵庫などで保管をして親族や友人や村人が集まってからお葬式を執り行う。感情表現がはっきりしている国民性からか、死者の為に泣く場所などもあるのだそう。葬列に参加する車には赤いテープが付けられる。そう言えばケニアでもお葬式の参列者の乗るバイクなどに赤いテープが結ばれていたのを見た。(その様子は こちら
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亡くなった方の写真を車に貼り、通常遺族は顔や身体や乗る車などにもドロで汚して悲しみを表すのだが、今回驚いたのは、乗っている人達の顔。顔を黒く塗っていて、呪いを表現しているのだそう。つまり亡くなられた方の死は自然死ではなく、誰かに呪い殺されたと思っているとのこと。
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呪術師が誰が殺したと個人名を遺族に告げることもあり、遺族はその名前を挙げられた人を殺して復讐する。その復讐として殺された人の遺族はやり返さないとのこと。勿論警察が捕まえるのだそうだが。
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こちらは白いテープで。亡くなった方の写真を貼った車列が続く。オランダなどでは、葬列の車列を追い越してはいけないと言う決まりがあったのだが、我々は知らずに追い抜いてしまったことが。。。この国にはそのような決まりはないとのこと。
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お昼になって暖かくなって来たので、川で遊んだり洗濯をする人が多くなって来た。この子供達は河原で小石を集めて遊んでいた。
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ゴロカに戻って来た。空港のすぐ横にあるマーケットへ。本来は別の場所にマーケットが設営されていたのだが、新しく屋根付きのマーケットの建物を造るにあたり、この場所は仮設。そのせいで、野菜、果物、雑貨などが以前は固まっていて買物がしやすかったのに、今はバラバラで買い物し辛いとのこと。
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西アフリカのガーナの魚市場では、買い物もしない観光客は単なる邪魔にしかならないと、あっちに行け!と怒られ、写真など撮る雰囲気でもなかったのだが(その様子は こちら)、パプアニューギニアの人達はとにかくフレンドリーで喜んで写真を撮らせてくれるのが嬉しい。

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野菜などは、鮮度の良さをアピールすべく切り口が上に向けてあったりもする。
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おじちゃんが売っている丸いボール状の物は、なんとなんと具が混ぜ込まれたお握り! そのお握りを揚げてライスコロッケ状態なのが座っている髭のお兄さんの前の黄色いボール状の物。 
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モツ系の焼き鳥や焼き豚屋さんが良い匂いをさせている。油切れに置いてあるのは段ボールと言うのが豪快。緑の小さな実を売っているのは、ブアイ(=ビートルナッツ、ビターナッツ)で、その横の細いマスタードと言われる花の芯?のような物と、石灰の粉(ライム)とを口の中で併せて噛む嗜好品。パプアニューギニアでは男女共に好み、噛むと口の中が真っ赤に。軽い幻覚作用や中毒性もあるが、台湾では檳榔(びんろう)と言われて嗜まれているし、一部のアジアやアフリカでも好まれているが、パプアニューギニアほど広まっている国はないかと。
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柔和な笑顔を見せてくれたおばちゃん達や、撮ってくれ~!と言いつつモグモグしている男性達。
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中国製のビニールの袋が売られている。中国から大きな一枚状態で輸入し、それを適当な大きさにカットして売っているのだそう。中国製の毛糸も売っている。男性も女性も持つビルムと言うバッグを編む為。
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ビルムは、その大きさや色などもさまざま。老若男女を問わず、斜め掛けしていたり、首だけ通して胸にかけていたり、額にかけている人もいる。
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また、ダーツがとても好き。マーケットの一角にはダーツ場があり、賭けをして男性達が盛り上がっていた。殆ど通常のダーツと変わらないそうだが、投げる距離がずっと長い。
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ガイドさんが買っていたパンダナスの実のマリタ。蒸し焼きか茹でて赤い実の部分を食べるがとても脂っこいとのこと。
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この後、コーヒーの焙煎工場やマッカーシー博物館に行った。その様子は<7>で。