昼食後、マダン博物館へ。途中、日本軍の射撃砲が。今は皆のおもちゃ?に。
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マダン博物館
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あいにく、内部は撮影禁止の為、外にあったもののみ。入り口付近に、背の高いトーテムポールがあった。2008とあるものは太鼓。内部は空洞になっていて、横の部分を棒でつく。
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もともと1871年にロシアの学者がマダンを訪れたのが最初の外国人。1884年にドイツが、1914~1941年まではオーストラリアが、1942~1945年までは日本が占領したと言う歴史を持つマダン。博物館自体は、ポートモレスビーやゴロカの博物館ほどの展示品はなく。

シンシン(民族舞踏)を見に、ハリク Haliku 族がいるハリク村に向かう。
途中、フルーツバット(コウモリ)が鈴なりに。2階建ての建物は、日本が支援している病院。
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鈴なりと言えば、乗り合いトラックもしかり。このような光景はアフリカなどでもしょっちゅう見た。
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しかし、こんな究極の乗り方を見るのは初めて!! ビートルナッツを乗せた袋の上の空いた非常に狭い隙間に寝転ぶ格好で乗っている。何人が乗っているのだろう???
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ハリク村に到着。
大勢の村の人達が、我々が到着する前からちゃんと準備して待っていてくれた。
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使われる楽器は、ちょうどマダン博物館で見た大きな棒でつく太鼓と、小さな太鼓のみ。
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太鼓を中心に円になって時計とは逆回りに男女が回っていく。
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続いて、2列になって、その間を男女が行ったり来たりするダンスに変わった。
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そしてまた円形に戻ったら、ふたりずつ並んで回り始めた。
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それにしても面白い。身体のみならず顔や髪まで赤色にして、男女関係なく何人かは派手な被り物をしている。蝶々をイメージしたダンスなのだそう。
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ダンスは延々と続きそうな勢い。村のコーディネーターの人に聞けば、観客である我々がもう良いよ、と言うまで延々と踊り続けてくれるのだそうで、早くに切り上げても失礼かな?もうそろそろお疲れかな?と、声掛けのタイミングが難しい💦 現地ガイドさんと村のコーディネーターの人がころあいを見てくれて終了。

ダンスの後にパンパスのような白っぽいふさふさした物が綺麗だね、と見せてもらったところ、鳥さんの全身!! 極楽鳥のオオフウチョウ!! 
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これは一番最近獲れたものだよ、と見せてくれたのは未だ被り物にはついていない、オオフウチョウそのまんま。この村の周りにも居るのだそう。獲ってしまって良いの?と驚いたが、危惧種であっても、各部族でのセレモニー用に獲っても良いとのこと。
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小さな太鼓は、ゴロカの博物館などでも見たが、オオトカゲの皮が張ってあり、周りには未だ足が。中央部分にポツポツ膨らんでいるのは、チューニングの関係からとのこと。
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彼らの全身を染めていた赤いものは、この実の赤い部分を使っている。
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ダンスを終えた人達は、我々の写真を携帯で撮っていたので、私もと撮り合いっこ。
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後で気付いたのだが、子供達が我々の車をこんな風にデコレーションしてくれていた。
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ダンスの音を聞きつけて、徐々に近所の人達も集まって見に来ていた。我々が帰る時には、その観客のおばちゃん達もにこやかに。口が赤いのはビートルナッツを噛んでいるせい。
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ダンスを披露してくれていた人達も、さっと着がえて普通のTシャツ姿になって見送ってくれた。
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総勢30名ほどのダンスはなかなか迫力があって面白かった上、歓迎ムードが何より嬉しかった。
この後はバレク自然公園やマダンのスーパーマーケットに。その様子は<12>で。