前日に楽しんだハイド(観察小屋)に、この日も朝から再び。
早速、8頭のゾウが水を飲みに来た。そのうち、未だ生後数週間の赤ちゃんがおっぱいを飲むなどしていて、とっても可愛い。
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知らなかったのだが、ゾウの赤ちゃんは生まれてからいきなり鼻を大人ように使えるわけではなく、数ヶ月の練習を経て、大人のように使えるようになる為、赤ちゃんは未だ直接口からおっぱいや水を飲まなければならない。
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大人にとっては単なる水飲み場でも、赤ちゃんにとっては非常に深く水際のぬかるみには足も取られるので、水の中にはまり込まないよう、お母さんのみならずお姉さん達が絶えず深みに行かないように注意してあげている。
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深い所に行っちゃダメよ!と周りのお姉さん達が一斉に鼻をのばす。
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しかし、皆に止められても、赤ちゃんは行きたい!

やれやれ、ぬかるみでない所でようやく口から水を飲むのに成功。
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しかしやっぱり足元はおぼつかず、お母さんに助けてもらう。
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引き上げてもらったのだが、足がおいつかずに、コロン!
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慌てて皆が助けに来る!
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お母さんやお姉さん達がせーのと、お尻を押してあげてぬかるみからなんとか脱出!










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しかし、しかし、コロンと転んだ姿があまりにも可愛かったので、一緒に居たプロのカメラマンさんがぷっと噴き出した。カメラのシャッター音の方が相当大きいのだが、それは意に介さなかったゾウさん達も、そのぷっと言う小さな音に反応し、慌てて赤ちゃんを群れで囲んで防御。







じっと大人達にこちらを睨まれてしまった。。。その距離わずか3~4メートル。
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その時の転んだ様子はこんな感じ。

そうこうしていると、今度はバブーン(ヒヒ)の群れがやって来た。と思うと、インパラの群れも登場。争うことなく一緒に水を飲み始めた。バブーンがインパラの赤ちゃんを襲うことがあるが、もうこの時期は子供も大きくなっていて襲われる心配がないので、お互い干渉せず。
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DSC_1980この二匹のバブーンは、(画像ではわかりにくいが)それぞれお腹に小さな赤ちゃんがくっついていた。

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このインパラは前脚を負り曲げて飲んでいた。相当足が長いのか、柔軟体操が苦手なタイプか?
ひとしきり飲むと、周りで遊び始めた。
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いきなりインパラが水場から離れた。大きな大人のオスのゾウが一頭、遠くからのっしのっしとやって来た。
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ゾウはインパラを襲いはしないが、周りに居られるのが嫌なゾウも多いそうで、インパラは遠巻きに。
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水を飲む時に、水が口の脇からも漏れている。良く見ると、鼻の先の方に亀裂が出来ていて、そこから水が漏れている為。人間が仕掛けたワナか何かで怪我をしたのだろうとのこと。
このオスは、大人になったので母親から群れを出るよう追い出されたのだろうとのこと。14~15歳で通常群れを出る。
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前日に見た鳥さん達も大勢いたが、この日新しく見た鳥さん達DSC_23031












ホオジロスズメヒバリ Chestnut-backed Sparrow-Lark, Eremopterix leucotis
クロオウチュウ Fork-tailed Drongo, Dicrurus adsimilis

持ちつ持たれつのアカハシウシツツキ Red-billed Oxpecker, Buphagus erythrorhynchus。これは幼鳥。
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イボイノシシには、大人も幼鳥も何羽も乗っていた。
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可愛いリクガメも居たが、この日の空は雲が綺麗に浮かんでいて、なかなかドラマチックだった。

ロッジに戻って、遅い朝ごはん、そして夕方からはゲームドライブに。その様子は<6>で。