高さ18メートル、内径8めー480枚のステンドグラスによるパネルで壁画が構成されている。ダル・ド・ヴェールと言う厚さ2~3センチ費の板ガラスを使用する技法。ガラスをたたいて割れ模様を入れ、そこに差し込む光が屈折することできらびやかさを出している。
鉄で出来ており重さは1トン。人間は重力にとらわれていることを示している。ゴームリー本人の身体を使い、アシスタントに型を抜かせて制作した。ゴームリーのこの作品は名古屋市美術館の庭にもあったなぁと。
ヘップワースはこの作品について「ひとつの生物が他の生物のそばにいる時の、両者の優しい関係を表している」と語る。ヘンリー・ムーアと共に、20世紀のイギリス彫刻界を代表する彫刻家。


●ジム・ダイン(アメリカ)「展望台」1990
●ロバート・マンゴールド(アメリカ)「風の歌V」1989
それまでの攻撃的でメランコリーな作風が、この「ナナ」シリーズで一転。NYに居て鬱になってしまった為、再びフランスに戻り、芸術で鬱を治したとのこと。作品の中は空洞でポリエステル樹脂とポリウレタン塗料で出来ているハリボテで、重さ800キロ。台風の時などには、別に作られた鞄を取りはずせるようになっている。生命の源として女性自身による女性賛歌の作品。


●フランソワ・モルレ(フランス)「網目の球体」1962-63
●リン・チャドウィック(イギリス)「ふたつの座る像II」1973


●有田暁子「足跡(海抜530~551m)」1975
●岡本覚&ルクムエナ・センダ「妖精たちのチャペル」2005
フランスはノルマンディー地方のサン・マルタン・ド・ミューと言う小さな村の廃墟となっちた16世紀のサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂を、田窪が一家でフランスに移住し、作品として再生した。箱根ヴァージョンは、実物の礼拝堂と同じ大きさや同じ素材の床面を使ってイメージを再現したもの。
モザイクで出来ている。1938年からの2年間、フランスでマチスの教えを受け、52歳で渡米しNYで20年間創作活動を続けた。1975年の帰国後は、抽象絵画を制作した後、ステンドグラスや壁画も制作。
●ヘンリー・ムーアの作品が多数ある。
ムーアは彫刻を野外に展示することを好み、「彫刻の置かれる背景として空以上にふさわしいものはない」と語ったのだそう。彫刻の森美術館の緑陰広場の庭園には、10もの彼の作品がある。「母と子」「横たわる像」「内なるかたちと外なるかたち」の3つのテーマで見ることが出来る。
上半分は核爆発のキノコ雲、下半分は人々を護る聖堂。友人から送られた象の頭蓋骨にヒントを得ている。
ムーアはほとんど男性像を制作しなかったが、この作品の構想を練っている時に娘のメアリーが生まれたことによる。
他に、ムーアの作品は入り口近くの「横たわる像:アーチ状の足」と、アートホールにある「腰かける女」がある。その様子は こちら
最後は、ピカソ館。その様子は<5>で。
コメント
コメント一覧 (2)
密着 1番印象に残ります
人間の体も鉄だと1トン行くんですねえ・・・
な~が nagacumatz
が
しました