奈良祐希氏の個展「Hybridizing」(異種交配)を見に行った。

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奈良氏は、350余年の歴史を誇る金沢の大樋焼 十一代大樋長左衛門氏を父に持ちながら、東京藝術大学で建築を学んだと言う逸材。
処女作にして高い評価を受けている「Bone Flower」シリーズ。草月流の現家元の勅使河原茜さんとの対談が草月流の季刊誌に掲載されていた。確かに花を活けてみたい形の物もあるが、それだけで完結している造形美の物もあるようで、花とのコラボはなかなか難しいかも。
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個人的には一番これが好き。
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ライティングが面白いので、何処までが作品で何処からが影なのか??? 雲丹みたい???
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この展覧会で新たに発表する「Ice Wall」シリーズ。幼少期を過ごした金沢の壮大な雪景色から作品の着想を得たとのこと。
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ドローイングも。
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コシノヒロコさん、中田英寿さん、勅使河原茜さん、千住博さん、馳浩さんなどからお花が届いていた。20点以上が展示されているが、7月半ばから始まり8月末までの会期なのにもかかわらず、5点以外、ドローイングも含めた全て売約済み状態なのにも驚かされた。