(※ 内容が猟奇的な為、お好みでない方はスルーして下さい)
南アに住み始めて色々なことに驚かされたが、そのひとつが命の軽さ。
犯罪率が非常に高く、携帯電話ひとつ盗る為に平気で殺人を犯すこともあれば、自分達の主義主張をアピールする為に高速道路の高架橋からブロックや石を落として走行する車の事故を引き起こし(時には亡くなる人も)注目を浴びようとする手法まで平気でやってのける。その様子はこちら
しかし、また、人間のボディのパーツ欲しさに殺人をすると言う、まるで猟奇的なホラー映画のような話もある。
2015年6月とやや古いのだが、二人の女性が殺されたことを取り上げている。(※セリーナの優勝記事の右側)ダーバンの死体安置所に置かれた96歳と69歳の女性の遺体から、陰部と胸部が切り取られていたと言う事件。
二人共が自然死で、火葬されないであろう民族。
アニミズムなど呪術的な観点から、南アのみならずアフリカ大陸の各地で人間の身体の一部が非合法ながら売買されており、ビッグビジネスだと言われている。お葬式の時に男女の身体の一部が切断されることは良くあるのだそうで、そのビジネスはシンジケートと繋がっている。
特に白い肌は珍重され、西洋系白人の物も売買対象となっている。白人の場合、火葬される前に遺体をチェックしないことから、遺族や参列者が知らない間に切り取られていたりするのだとか。
また、黒人ではあるが先天性色素欠乏症で肌などが白いアルビノの人達もそのターゲットになっている。日本でも、昨年11月に「東京アルビニズム会議」 なるものが開催され、近年アルビノの人達への差別問題などが広く知られることとなっているかと思う。
南アでは、サンゴマと言われる呪術師が処方するムティ Muti / Muthi と言われる漢方薬?に使われたりするのだそう。(人体パーツの売買は行われてはいないと思うが)動物などのパーツが売られている南アで一番大きなマーケットがダーバンシティにある。その様子はこちら
ダーバンシティでは(違法な物を売っているせいか)非常に厳しく写真厳禁だったので、似たマーケット、と言うか、よりおどろおどろしいマーケットは西アフリカはトーゴの様子を。
南アの黒人達は各部族でそれぞれ呪術師のサンゴマが居てムティを使うが、ズールー族は、飲んだりお風呂に入れるなど、より頻繁に使うともいう。
本物のサンゴマは、先祖が夢に出て来て啓示を与え、10日間水の中でヘビと共に過ごす。親族が食べ物などを水に浮かべるとそれが沈んで行ってそれを食べる。10日して現れると、今まで着ていた普段の服装ではなく、真っ白な服装に変わっている。という伝説による。
サンゴマがムティを調合するが、偽のサンゴマも多く、本物のサンゴマは20人もいないのではないかと。また、ズールー族のサンゴマの所に、コサ族の人が行くことも可能であり、ヒンズー教徒のインド人でもサンゴマになることも出来るのだそう。。。
アフリカにおけるアルビノの人達の状況については以下 wikipediaより
サブサハラではアルビノの人体は迷信的な呪術の道具に使用される。その用途は富や豊穣、 選挙に勝つ事だったり、病気の治療だったりと多岐にわたる。アルビノの女性と性交するとエイズが治ると信じられている地域もあり、それによるレイプ被害も深刻である。
国連によると、2018年時点の集計で過去10年間にアフリカ28カ国で約700件のアルビノへの襲撃があった。
タンザニアの呪術ではアルビノの人体の一部を煮出したものが使われることからアルビノへの暴行や殺害が多発し、その遺体が高額で取引されている。選挙で勝利するためなど、政治家の関与も疑われている。
コメント
コメント一覧 (2)
日本でも、たまに、ひったくりやコンビニ強盗などでは、わずか数千円程度のお金を奪うために、人が死んでしまうようなことがありますが、そのようなニュースを知るたびに、悲しいというか、愚かというか、とても残念な気持ちになります。
な~が nagacumatz
が
しました