記事アップが遅れたが、日本郵船歴史博物館は、ヨコハマトリエンナーレの会場(その様子は こちら)にもなっていた。トリエンナーレで訪れたが、その常設展も見学。
横浜郵船ビルは、昭和11年(1936年)に竣工したビルで、正面に古典主義様式建築である16本のコリント式列柱がある。2003年には博物館とするため大規模な改修を行い、1階部分を竣工時通りの天井や照明などに変えている。
常設展は、明治維新から現在の日本郵船までの歴史を展示されている。(画像はHPより)
日本の海運業、そして三菱の創始者である土佐藩士・岩崎彌太郎。日本初の外国航路(横浜〜上海定期航路)を開設し、欧米の海運会社を日本沿岸より撤退させることに成功。

政府・三井系・関西財界の資本を集めた「共同運輸会社」との、日本海運界の主導権をかけた争いが激化。明治18年(1885年)、政府の仲介により両社は合併し、新会社「日本郵船会社」が誕生。
欧州航路第一船の土佐丸(写真左) 明治29年(1896年)

サンフランシスコ航路に使用されていた昭和4年(1929年)竣工の豪華客船の浅間丸(模型)。そして船内では、航海が終わる2日前にキャプテン主催の特別ディナーが振る舞われたとのこと。豪華!


太平洋戦争勃発。昭和14年(1939年)英国沖で機雷により沈没した照国丸。

客船として建造された橿原丸は航海する前に空母に改造された。
コメント
コメント一覧 (4)
ディナーの中身はなかったなあ・・・
✈️の発達で客船は クルーズに戦略転換を余儀なくされたと記されてました
な~が nagacumatz
が
しました
なかなか見ごたえのある展示で江戸~明治の横浜の様子がよく分かって
面白かったです~。
海洋汚染はおととい当たりでもロシア近海の汚染を新聞が伝えていて
憂鬱になりました。。。。
な~が nagacumatz
が
しました