南アには、かつてアパルトヘイト時代に黒人居住区として設置したタウンシップなるものがあり、今も黒人の人達が住んでいるが、行政によって水道や電気が完備されたタウンシップの家は案外お高い。
ダーバン界隈にあるタウンシップについては こちら
タウンシップの一軒は、30万ランド(約240万円!)するのに対し、村の家の場合は、村の首長に面談して、気に入ってもらえれば住む許可がおり、費用としては5000ランド(4万円)程度で問題ないとか。
タウンシップの一軒は、30万ランド(約240万円!)するのに対し、村の家の場合は、村の首長に面談して、気に入ってもらえれば住む許可がおり、費用としては5000ランド(4万円)程度で問題ないとか。
しかし、その村の家々にも住めない人達が居る。いわゆるシャックと言われる掘っ立て小屋に住んでいる人達。その中には、周りの普通の建物の真横で住んでいる場合もあり、あまりにも貧富の格差を目の当たりにすることも多い。

丘の上は高層アパートで、向こう側にはインド洋が望める。その反対側の谷側は斜面にへばりつくようにシャックが建っている。まるで天国と地獄が隣り合わせ状態。
間には塀があってみたりするが、お互いの家を見るのはお互いに不愉快だろうなぁと。
スポーツスタジアムの真横にも。違法で勝手に電気を盗電して住んでいることも多々だが、スタジアムの周囲に立てられているライトを見てどう思うのだろう。
山の斜面にへばりつくように建っているシャックも。
道路の脇などのスペースに住んでいる人達も。
トタンや木の板やコンテナなどで造ったシャックの中にも、キオスクのような小さなお店があってみたりもする。緑に赤い色のものは、所謂タックショップと言う簡易なお店。
違法で住んでいる場合も多く、そうなると行政がゴミの回収などには来てくれないので、ゴミは周りに捨て放題となってしまう。
一方、天国はと言うと・・・

何軒か共同でセキュリティー会社と契約をして、常時道路を警備してもらうべくセキュリティーの人達の小屋が立ててあったり、個人で家の門扉の所にセキュリティーの人が常駐していたりもする。
大きな家になると、家の建物が外からは見えなかったりもするので、これは未だ大豪邸とは言えないかな。
この動画は、私がしょっちゅう車で走っていた我が家の近所の道。ラルーシア La Lucia からアムシュランガ方面に向かう途中の辺りなのだが、各家のドライブウェイに通じる芝生はあっても、道路には歩道がないのがわかるかと。住人は車でしか移動しない為。。。
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