東京国立博物館の東洋館 その1 からの続き。

<中国の石刻・書画・漆工・工芸>
「画像石」後漢時代 1~2世紀 
墓前の祭りが行われた小さな祠の一部。宴席や調理場の場面など生活の様々な情景や,当時人口に膾炙した説話の一場面などが彫られている。
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「夏景山水図軸」南宋時代 12~13世紀 国宝 
もともと4幅に四季を描いていた山水図で、秋と冬の2幅は京都の金地院に現存する。足利義満がかつて所有していた。
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「寒江独釣図軸」南宋時代 13世紀 重要文化財 
宮廷画家だった馬遠による。舟のやや上方に絹つぎがあることから、大画面を日本でトリミングしたものと推測されている。
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左から:
「雪景山水図軸」南宋時代 13世紀 国宝 梁楷(りょうかい)作 
「出山釈迦図軸」南宋時代 13世紀 国宝 梁楷作 
「雪景山水図軸」南宋~元時代 13~14世紀 国宝 梁楷の弟子の作品と考えられる。
これら3幅は別々に制作されたが、足利将軍家に収蔵されると、組み合わされて鑑賞されるようになった。確かに、連作のように見える。
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 「蓮池水禽図軸」南宋時代 13世紀 重要文化財 
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「紅白芙蓉図軸」南宋時代 慶元3年(1197年) 国宝 
宮廷画家の李迪(りてき)による。
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「無相居士あて尺牘(せきとく)」南宋時代 12世紀 国宝 
大慧宗杲(だいえそうこう)が夢相居士に宛てた書簡。
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「瑪瑙石榴(めのうざくろ)」清時代 19世紀 ルビーなどが象嵌されている。
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<朝鮮の美術>
「冠」三国時代(加耶)5世紀 重要美術品
古代朝鮮では、金の冠は王の証で、小さな金の板(歩揺)を金糸でぶら下げてあるが、歩揺は王にのみ許された独特の光と音を放った。
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「獣文飾板」初期鉄器~原三国時代 前3~前1世紀 重要美術品 
犬と鹿が描かれている青銅器。鹿の一頭には矢が刺さっている!
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「多鈕細文鏡」初期鉄器時代 前3世紀 重要美術品
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「単龍文環頭大刀」三国時代 6世紀 重要文化財
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「臑当(すねあて)」三国時代 6世紀 重要文化財 
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「透彫冠帽」三国時代 6世紀 重要文化財 
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「太環式耳飾」三国時代 6世紀 重要文化財と、「釧(くしろ)」三国時代 6世紀 重要文化財
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「鳥翼形冠飾」三国時代 6世紀 重要文化財 
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「水禽形容器」三国時代(新羅)5世紀 重要美術品
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「騎馬人物土偶」三国時代(新羅)5~6世紀 重要美術品 
兜ではなく烏帽子をかぶっているので、儀式の晴れ姿と考えられる。
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この後、平成館へ。 その様子は追って。