明治神宮の鎮座百年祭で、10月30日~11月1日の3日間だけ、夜間特別参拝が行われた。
明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社として建てられた。東京ドーム15個分の広さがあるが、実は人口の原生林。当時の首相の大隈重信が伊勢神宮のような荘厳な杜を作りたいと思ったのだが、既にすぐ横に蒸気機関車が走っていて、杉やヒノキは煤に弱い為、日比谷公園などを作った日本の「公園の父」である本多静六氏が、100年間の自然な変化で森の完成形(極相林)を目指した。つまり、今ようやく完成した森を見ることが出来ていると言うことになる。
本殿創建までは予算が付いたが、森までは予算がなかった為、大正9年に地方の青年団が木々を持ち寄り、ボランティアで植樹して森が出来た。10万本を延べ11万人の青年団が植樹し、隣同士の木が同じ種類にならないように計画された。何処に何の木を誰が植えたのか記録が残っているのだそう。
その杜の参道を灯す「夢鈴」の提灯がつくと、なかなか綺麗。南参道。
「ミラーボーラー」なるものも!
川沿いに蝶のオブジェが飛び、その奥のミラーボールがくるくる回ると、周りの森がキラキラする。
「なら瑠璃絵」
「なら燈花会」
「月あかり花回廊」
「熊本みずあかり」










本殿前の南神門前
本殿は紫色にライトアップ、奥ではサーチライトが。
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