アメリカ人アーティスト、ダグ・エイケン Doug Aitken 氏によるインスタレーション「New Ocean: thaw」を見に。

これまで未公開のフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品を東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウルのエスパス ルイ・ヴィトンで展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環。
フォンダシオン ルイ・ヴィトンとは:
2014年10月にブローニュの森の敷地内にあるアクリマタシオン庭園の一角に開館したルイ・ヴィトン財団(Fondation Louis Vuitton)による美術館。ネーミングの本来の意味は「ルイ・ヴィトン財団」で、アメリカの建築家、フランク・ゲーリーがガラスをメインにデザインした。 現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関となっている。
エイケン氏の作品の特徴は、そこかしこに置かれるスクリーン。投影形式(ほぼ半円形をなすように配置された3面スクリーンを2組設置)は、表裏ともに映し出されていて迫力満点。
IMG_0148
アラスカの景色、空の太陽、解けて行く氷河が映し出されていく。
IMG_0139

IMG_0151

IMG_0140

IMG_0141

IMG_0142

IMG_0144
太陽は、レンズによるフレア現象や色収差を呈して崩れ散乱する一方、氷河の音は編集され、電子音とミキシングされているとのこと。

「ダグ・エイケンとの対談 Conversation with Doug Aitken」2020 も小さい画面で紹介されていた。
1 2